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【研究留学】【韓国】Seuol National University

応用生命科学科 松本 果楠子さん
留学期間:2017年9月7日 ~2017年10月29日
留学先:韓国 ソウル大学

留学の内容について

 授業を受講するわけではなく研究室に配属され、その研究室で2ヶ月の間実験を行いました。大腸菌に遺伝子を組み替えたプラスミドを導入してタンパク質の過剰発現を行います。英語が母国語ではない国での勉強でしたが、レベルの高い大学ということもありとても充実した生活となりました。また、学外の地下鉄の駅に近い場所にアパートを借りて住んでいたので毎朝満員バスに揺られながら通学していました。タクシーもとても安く、住みやすい街でした。また、アメリカ留学時代の友人も偶然韓国に留学をしていたのでご飯を食べに行ったり遊んだりして有意義でした。

学習成果について

 日本で取り組んだことのある実験ではなかったため、最初の1ヶ月は沢山苦労しました。わからないことしかなく勉強も沢山しながら、研究室の先輩が優しく最初から教えてくださいました。博士課程の学生についていたのですが、研究面だけではなく私生活でもとても良くして下さり、感謝しています。また、韓国語が全くわかりませんでしたが、少しずつ単語を覚えるようにしていくようにしていました。

海外での経験について

 英語も街ではあまり通じなく、困ったことはたくさんありました。しかし、笑顔でいれば会いたいなんとかなりました。苦労することが多い生活ですがその代わり人の温かさもとても感じます。沢山のことに感謝しながら生活し、限られた時間の中で自ら如何に充実し楽しく生活するかというタイムマネージメントは磨かれたように思います。また、地下鉄が充実しているので休日になると友人と出掛けたり、一人でもどこにでも行けるような行動力が身につきました。その中で韓国人によく間違われ韓国語で道を何度も聞かれましたが最後の方では笑顔で対処できるようになりました。

今後の進路への影響について

 今年で学部を卒業し、来年から修士に進みますが、更に海外で実験を学ぶことができたら良いなと考えています。更に貪欲になった気がします。生活するための英語だけではなく、実験し、海外の研究者と言い合いができるようになることが夢です。

後輩へのアドバイス

 韓国は日本からも近く、安全な国なのでとてもおすすめです。また、少しでも興味があり、チャンスがあるならきっと自分のためにもなるので勇気を持って一歩飛び出してほしいなと思います。自分の中で色々変わることもあると思うし学ぶ事も沢山あります。

今回留学に行かせていただいた研究室の先生、そしてバイオメディカル研究所に感謝致します。ありがとうございました。

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