【海外農学実習】【ドイツ】海外研修は楽しんだもの勝ち!己の好奇心に従って日本の外へ旅立とう!
森林・環境共生学コース 椎野 千尋さん
留学期間:2025年9月15日~2025年9月21日
留学先:ドイツ ロッテンブルク林業大学
留学先大学について:
ロッテンブルグ林業大学は林業・環境分野に特化した応用化学大学で森林資源、環境保全、持続可能性に特化した実践的教育を行っています。ここを卒業するとフォレスターの資格を得ることが出来ます。フォレスターは森林の管理を担う仕事であり、州有林から私有林まで様々な森林の計画や施工をします。大学の演習林は2500haあり、これは信州大学農学部の約5倍の大きさです。狩猟をするための土地もあります。
学習面について:
今回の研修には通訳さんがいたので言語の違いで苦しむことはありませんでした。2つの講義と大学・演習林の見学をしました。講義はドイツの森林の概要や農山村都市について学びました。見学では今行われている研究の内容を知ったり、電力の発生機関を見たり、演習林ではポトゾルの土壌を見ることが出来ました。ポトゾルは限られた場所にしかないので見ることが出来て嬉しかったです。
生活について:
今回の研修でレストランに行く機会があったのですが、ビールがとにかく安かったです。私はあまり飲めないのでソフトドリンクにすることも多かったですが、そうするのが勿体ないぐらいにビールが安かったです。また、普通の水が炭酸水であることが多く、スーパーで買うときにも炭酸が入っていないものを注意して買わないといけませんでした。ですが、ドイツの水道水を私は美味しく飲めました。生活=飲料についてになりました。笑
留学で得たこと:
ドイツは日本に比べて移民の方が多く、多様性に富んでいると感じました。それは良い意味でも悪い意味でもありますが、私は大学生になってからルーツの異なる人を知ることや宗教の違いを学ぶことはとても重要だと気づいたので、このドイツ研修はとても有意義な体験になりました。2週間程度日本から出ただけですが、自分の生きている世界のちっぽけさを心の底から感じました。
後輩へのアドバイス:
日本の外に出たことが無い人にとっては海外に出るのに多少の勇気が必要だと思います。だからこそ大学の研修で経験すれば、一緒に行く人がいるから安心できるし、プライベートで行くための練習にもなるので海外デビューにおススメの研修です。また、留学を考えている人も現地の日本人の方などから留学体験記を聞くことが出来るので是非行ってみて欲しいです。自分の好奇心に従ってみるのも良いのではないでしょうか。