【海外農学実習】【ドイツ】気になったらとりあえず行ってみよう!!
森林・環境共生学コース 東谷 莉夢さん
留学期間:2025年9月15日~2025年9月21日
留学先:ドイツ ロッテンブルク林業大学
留学先大学について:
ロッテンブルク林業大学はドイツのバーテンビュルテンベルク州にある大学です。信州大学の提携校の1つで、多くの林業従事者を排出しています。近年マスター・ドクターに進学することも可能になり、より専門的で高度な技術を保有する人材を育成しています。ロッテンブルク林業大学は約1200人の学生を有する小規模な大学ですが、持続可能性の原則にのっとり、より実践的で専門的に学問を学べる場として評価されています。
学習面について:
今回は短期留学だったため、留学先の言語であるドイツ語の習得は行いませんでした。概ね英語で伝わりますが、余裕があれば少しでも学んでおくのがベストだと思います。
ドイツ林業の現状を学ぶからこそ、今まで学んだ日本林業・森林の現状、歴史は復習しておくとドイツとの比較も可能になり、より学びが深まると思います。また、現地の方に直接お話を聞ける貴重な機会なので、ぜひたくさん質問してみてください!
生活について:
ドイツは日本とは遠く離れた国だからこそ人種や文化、言語や食など全然違います‼せっかく行くんだから、ローカルなものに沢山触れてみてください。特に食は一番違いが感じやすく、気軽に楽しめると思います。スーパーでは簡単に異文化を楽しめますし、思い切ってどこかのレストランに入ってみるのも面白いです。私はヨーロッパのチーズとパンとお酒を心行くまで楽しみました!好きな方法で現地の生活を感じて欲しいです。
留学で得たこと:
留学で得たのは少しの自信と行動力だと思っています。言語も文化も違って新しいことばかりで、道を聞くだけでも緊張する場所で一週間以上生活できたこと。これはとても大きな自信になりました。思い返せばまだまだな部分や、悔しかったところもありましたがこの学びを得ることができるのは、日本という温かいところから一歩踏み出した人だけだと思います。
また、留学や海外旅行にはお金や時間がたくさん必要で「いつか行こう」と思いがちですがこの夏の留学と前後の海外旅行を含めて、「いつか」では一生行かないなと感じました。だからこそ気になったら忘れる前に、情熱を失う前に行動しようという行動力がより付いたように感じます。
後輩へのアドバイス:
まず気になったら、何も気にせず飛び込んでみてください。「百聞は一見に如かず」というようにその場にいるからこそ感じて学べることがいっぱいあると思います。英語が喋れなくても、お金がなくても、こんな素敵な機会を逃す方が私はとても痛いと思います。少しでも興味があるならぜひチャレンジして欲しいとおもう素敵な時間です。ぜひ慣れない場所、慣れない言語の中で揉まれてきてください。きっとそれを体験したからこそ得られモノがそこにあります!皆さんが旅を満喫できることを願っています。