2025年9月12日に塩尻市市民交流センター「えんぱーく」3階で開催された第11回信州大学見本市に山岳科学研究所もブース出展しました。


本研究所は、日本アルプスをはじめとする豊かな自然環境に恵まれた地の利を活かし、中部山岳地域における自然環境の保全、気候・生態系・地殻変動の予測、防災および持続可能な資源管理に向けた観測・研究を行っています。今回の見本市では、現在の研究活動や組織連携の取り組み、各研究分野における課題について紹介しました。








農学部特別ブースの農学部・山岳生態系研究部門の山田明義教授および青木渉特任助教らによる「きのこ学研究ブース」では、食用から猛毒まで多様なきのこが展示され来場者は実物を見て楽しむことができました。

さらに、今年度より新設された研究プレゼンテーションでは、国際連携研究企画部門の榊原厚一助教が「熱帯アジアにおける水資源の硝酸汚染過程の解明:国際共同研究の現場から」と題した発表を行い、国際的な研究の取り組みについて紹介しました。





当日は多くの来場者にご来訪いただき、山岳科学研究所の活動に関心を寄せていただくとともに、各研究者の専門分野に関する質問や意見交換も活発に行われました。

見本市のWeb版は、以下のURLよりご覧いただけます。
https://www.shinshu-u.ac.jp/tradefair/