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医学部保健学科 検査技術科学専攻 長野則之教授の研究グループの高齢者侵襲性感染症由来ペニシリン低感受性B群レンサ球菌に関する研究論文が、Microbiology Spectrum誌に掲載されました

2022年06月06日 [研究]

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医学部保健学科 検査技術科学専攻 病因・病態検査学領域 長野則之教授のグループの研究論文がMicrobiology Spectrum誌 (IF 7.171)に掲載されました。
 
 B群レンサ球菌(group B Streptococcus、 GBS)は新生児の敗血症や髄膜炎などの侵襲性感染症の主要な原因菌です。また、 近年ではGBSによる高齢者や基礎疾患を有する成人の侵襲性感染症事例も増加してきています。特に65歳以上では原発性血流感染症が優位で高い死亡率をもたらします。ペニシリン系薬剤が感染症治療及び分娩時予防投与の第一選択薬ですが、 2008年に長野、 木村らの研究グループが世界で初めてペニシリン低感受性GBS (GBS with reduced penicillin susceptibility、 PRGBS)を報告して以降、 米国をはじめ諸外国でPRGBSの報告が相次いでいます。国内では厚生労働省院内感染対策サーベイランス事業によれば、 GBS臨床分離株に対するペニシリン非感受性株の割合は2008年の4.8%から2020年の5.8%と増加傾向にあります。しかしながら、 PRGBSの臨床的意義については未だ不明であり、 成人侵襲性感染症由来PRGBSのゲノムレベルでの分子学的特性は解明されていないことから、 本研究では侵襲性PRGBS株の病原性、 薬剤耐性に関する特性解析を行いました。この知見から侵襲性PRGBS株がGBSで報告されている主要な病原因子遺伝子群を保有し、 さらには多剤耐性であることから早期診断、 早期治療の重要性を強調しています。



論文
Koide S, Nagano Y, Takizawa S, Sakaguchi K, Soga E, Hayashi W, Tanabe M, Denda T, Kimura K, Arakawa Y, Nagano N. Genomic traits associated with virulence and antimicrobial resistance of invasive group B Streptococcus isolates with reduced penicillin susceptibility from elderly adults. Microbiol Spectr. 2022 May 31:e0056822. doi: 10.1128/spectrum.00568-22.


論文掲載URL
https://journals.asm.org/doi/10.1128/spectrum.00568-22

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