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分子病態学教室の垣野明美助教が、第57回高血圧関連疾患モデル学会学術総会において中尾賞を受賞しました

2022年03月16日 [受賞]

左:垣野明美助教、右:中尾一和京都大学名誉教授
左:垣野明美助教、右:中尾一和京都大学名誉教授

 バイオメディカル研究所、医学科分子病態学教室の垣野明美助教が、2021年12月に開催された第57回高血圧関連疾患モデル学会学術総会において中尾賞を受賞しました。
 この賞は、同学術総会で発表された研究の中から、トランスレーショナルリサーチ領域で優れた業績を有する優れた成果を発表した若手研究者に対し、その将来の発展を期待する意味で授与されるものです。
 垣野助教は、動脈硬化の原因となる変性リポ蛋白質(いわゆる超悪玉コレステロール)に対する阻害蛋白質が内因性に存在する事を発見し、しかもこの1つが脂肪組織由来の善玉アディポサイトカインとして知られるアディポネクチンであることを発見し、その抗動脈硬化作用機序を明らかにしました。
 そして、これらの現象を反映する変性リポ蛋白質活性の測定法を開発するとともに、疫学研究により、ヒトで変性リポ蛋白質活性が高いことが動脈硬化性疾患の発症と有意に相関することを明らかにしました。
 このような動脈硬化に対する本質的な基盤研究に立脚した、トランスレーショナル研究への着実な展開が評価され、今回の受賞となりました。

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