信州大学HOME

  1. ホーム
  2. トピックス
  3. 医学部内科学第三教室 加藤 修明 准教授,関島 良樹 教授,バイオメディカル研究所 矢崎 正英 教授らのグループが新規のアミロイドーシスを発見

トピックス

医学部内科学第三教室 加藤 修明 准教授,関島 良樹 教授,バイオメディカル研究所 矢崎 正英 教授らのグループが新規のアミロイドーシスを発見

2021年10月05日 [研究]

レーザーマイクロダイセクション装置
レーザーマイクロダイセクション装置

レーザーマイクロダイセクション前
レーザーマイクロダイセクション前

レーザーマイクロダイセクション後
レーザーマイクロダイセクション後

 信州大学医学部内科学第三教室(加藤修明准教授、関島良樹教授)、バイオメディカル研究所(矢崎正英教授)、病態解析診断学教室(上原剛准教授)のグループは、十二指腸腫瘍に関連する新しいアミロイドーシスであるソマトスタチンアミロイドーシスを発見し、研究成果が2021年9月22日に「Amyloid(IF 7.14)」のオンライン版に掲載されました。
 アミロイドーシスは、不溶化したタンパク質が組織に沈着する難病で、これまでに36種類のアミロイドの基になるタンパクが知られています。代表的なアミロイドーシスには、Aβアミロイドの沈着によるアルツハイマー病があります。今回研究グループは、十二指腸ソマトスタチン産生腫瘍でソマトスタチンがアミロイド腫瘤を形成していることを、液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析の手法を用いて明らかにしました。
 本研究で、レーザーマイクロダイセクションおよび液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析の手法が、新規のアミロイドーシスの同定に非常に有用であることが明らかになり、今後もこの手法で新たなアミロイドーシスが発見される可能性があります。特定のタンパク質の濃度の上昇がアミロイド形成に関与することが明らかになったことで、他の病型のアミロイドーシスの病態解明にも役立つと期待されます。

 一覧に戻る 

  • お知らせ一覧
  • イベント公開講座一覧
  • トピックス一覧
    カテゴリ別
    月別でみる
    RSSを取得する
    RSSフィード
医学科 保健学科 入試情報を見る

国際交流・留学

医学科
保健学科

  • 信州大学医学教育センター
  • 信州大学卒臨床研修センター
  • 信大医学部附属病院
  • 医学部地域保健推進センター
  • 臨床研究審査委員会/医倫理委員会/遺伝子解析倫理委員会
  • 研究者総覧SOAR
  • 医学部附属施設・関連団体
  • 信州医学雑誌