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田中正明医師(大学院医学系研究科博士課程 循環病態学教室、眼科学教室)が、第124回日本眼科学会総会で学術展示優秀賞を受賞しました

2020年11月18日 [受賞]

指導教官の新藤教授と。
指導教官の新藤教授と。

 田中正明医師 (大学院医学系研究科博士課程 循環病態学教室、眼科学教室)が、第124回日本眼科学会総会で、学術展示優秀賞を受賞しました。 受賞講演は、12/6までWeb開催中の第74回日本臨床眼科学会にて配信されています。
 受賞対象となった研究課題は、「加齢黄斑変性における、ケモカイン受容体CXCR4の網膜下線維化作用」です。
 滲出型加齢黄斑変性では、網膜下に新生血管を生じ、浮腫や出血、網膜下線維化を惹起して網膜の黄斑部に障害を与え、視力障害を生じます。加齢黄斑変性に対する治療は、現在、抗VEGF製剤の硝子体注射が主に行われています。しかしながら、抗VEGF製剤では、新生血管の形成に引き続いて生じる網膜下線維化による視力障害は防ぐことができず、新しい治療法が求められています。
 本研究では、加齢黄斑変性の実験モデルとして、マウスにおいてレーザー誘導脈絡膜新生血管(LI-CNV)モデルを作成し、網膜下線維化のメカニズムを検討しました。ノックアウトマウスなどを用いた検討から、生理活性ペプチド、アドレノメデュリン(AM)と、AMの受容体活性調節タンパクであるRMAP2が、網膜下線維化を抑制する作用を有することを見出しました。LI-CNVモデルマウスにAMを投与すると、網膜において、ケモカイン受容体CXCR4の発現が抑制されました。そこでCXCR4の阻害薬をマウスに投与したところ、網膜下線維化を抑制することが確認されました
 この研究結果から、AM-RAMP2系はCXCR4を抑制し、加齢黄斑変性における網膜下線維化を抑制することが明らかとなりました。AM-RAMP2系は加齢黄斑変性の新しい治療標的として期待されます。


医学部循環病態学教室ホームページ:
http://www7a.biglobe.ne.jp/~shindo/

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