「食」と「健康」ラボ研究会キックオフシンポジウム 兼平成30年度第2回信州機能性食品開発研究会を開催
8月21日、信州大学伊那キャンパスにて、「食」と「健康」ラボ研究会のキックオフシンポジウムが開催されました。同ラボ研究会は、信州大学農学部と長野県産業労働部ものづくり振興課、長野県工業技術総合センター食品技術部門が事務局となっています。
同ラボ研究会は、長野県食品製造業振興ビジョンの一貫として設立され、信州大学農学部を中心に、県南部の企業が多い「信州機能性食品開発研究会」と県北部の企業や同大工学部などで活動してきた「からだに優しい食品づくり研究会」を構成機関として、全県に展開していきます。
キックオフシンポジウムは、本年度第2回の「信州機能性食品開発研究会」と合同開催として実施されました。おいしい信州ふーど大使でもある発酵学者の小泉武夫東京農業大学名誉教授による基調講演をはじめ、4つの講演が行われました。また、11月に行われる全国発酵食品サミットin NAGANO開催記念試食会と題して、9社による商品や試作品の試食イベントも行われました。
会場には、研究会会員企業や信州大学農学部の学生など100名ほどが参加し、盛会のうちに終了しました。
<プログラム>
1.開会挨拶
2.基調講演
『発酵を基盤とした地域の活性化』
東京農業大学名誉教授(おいしい信州ふーど大使) 小泉武夫氏
3.一般講演①
『野沢菜漬けの発酵に伴う乳酸菌と機能性の変化』
信州大学農学部准教授 田中沙智氏
4.全国発酵食品サミット in NAGANO 開催記念試食会
5.一般講演②
『大学との連携で進める機能性食品開発』
株式会社ブルボン 健康科学研究所新食糧研究室 前島大輔氏
6.一般講演③
『寒天、アガロオリゴ糖で健康生活を。』
伊那食品工業株式会社 研究開発部 唐澤幸司氏
7.閉会挨拶