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濵島知里さんが日本農芸化学会中部支部奨励賞を受賞しました

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平成29年10月7日(土)に名古屋大学で開催された日本農芸化学会中部支部第180回例会において、食品免疫機能学研究室の濵島知里さん(大学院総合理工学研究科1年)が日本農芸化学会中部支部奨励賞(企業奨励賞)を受賞しました。

乳酸菌は漬け物の発酵過程で増加し、免疫調節作用をもつことが報告されています。本研究では、信州の伝統野菜である野沢菜について、発酵過程における細菌叢の変化を明らかにしました。また、野沢菜の発酵に伴う免疫調節作用の増強にLactobacillus brevisとLactobacillus plantarumが関与することが示唆されました。今後、野沢菜漬けおよび野沢菜漬け由来乳酸菌が免疫関連疾患を予防する機能性食品として応用・開発されることが期待されます。

受賞演題は以下の通りです。
「野沢菜漬けの発酵に伴う菌叢の変化と免疫調節作用への影響」
○濵島知里1,山本佳奈1, 髙橋楓香1, 渡辺純2,Bayanjargal Sandagdorj2,田中沙智1 
(1信大院総合理工,2農研機構・食総研)

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