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伊那市長と信州大学農学部生との「平成27年度農林分野談話会 フリーディスカッション」が行われました

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 平成28年2月15日、食と緑の科学資料館「ゆりの木」にて、白鳥孝伊那市長と農学部学部生及び農学研究科大学院生の計14名により、農学部生との交流の中から関連分野の知識を相互に広げ、伊那谷地域の魅力を再発見し、将来若者の力でこの地域を支え合うようなきっかけをつくることを目的として、農林分野談話会が行われました。
 開会の挨拶として白鳥市長から、農学部と伊那市が協力して様々な研究や連携活動を行っていることに触れ、将来の伊那地域のことを考えていってほしい旨や、この地域に残って地域を支えていく仕事に就いてほしい旨の期待を込めたお話がありました。
 続いて、3つの研究室の学生と大学院生が、「間伐後の経過年数とシカ出没頻度との関係」「トウガラシ、ソバ、アマランサス、カブにおける育種学的研究」「年代による地域の景観認識の違いと郷土愛の比較考察」等、6つの研究テーマの発表をそれぞれ行った後、フリーディスカッションが行われました。学生からの、自然豊かな伊那市の景観を阻害する看板などの人工物に関する問題提起に対し、白鳥市長は、既存の看板や電柱について対策を講じるなどして、車で走っていて気持ちの良い風景、心休まる風景を作るように考えなければいけない、と語られていました。また、酪農が盛んな伊那市における加工品生産についての意見や、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に絡んだ伊那市の酪農の将来に関する意見などが学生から出され、活発な意見が交わされていました。

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