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森林利用デザイン演習でハーベスタによる伐倒作業が行われました

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ハーベスタでの作業風景①
ハーベスタでの作業風景①
ハーベスタでの作業風景②
ハーベスタでの作業風景②
手斧、薪割り機を使用しての薪割り
手斧、薪割り機を使用しての薪割り
枝のチッパー作業
枝のチッパー作業

手良沢山演習林では森林科学科3年生対象の後期実習である森林利用デザイン演習(全8回)で、11月20日(金)に林内作業用重機ハーベスタを使用した伐倒作業と、薪割り、枝のチッパー作業が行われました。これまではチェーンソーを使用しての伐倒から、枝払い、玉切り、運搬までの作業が工程毎に行われていましたが、ハーベスタを使用するとその作業を一貫して効率的に進めることができます。今回は初めての操作ということで日立建機株式会社の方が講師としてご指導されていました。
講師による模範操作を見学した後、一人ずつハーベスタの操作を体験しました。操作ボタンが複数あり使いこなすには経験が必要な様子でしたが、操作を体験した学生からは「作業の負担軽減や作業時間の速さが魅力的だ」「力の弱い女性でも林内作業を行いやすい」との感想が聞かれました。
手良沢山演習林での実習は、大学だけで実施するには困難な、重機を操作する実習を企業と連携を図って積極的に行い、今後の研究や卒業後の就職先で不可欠な経験を積む実習となっています。また、農学部構内にある製材所には、帯鋸搬送装置や丸鋸搬送装置など製材加工機材が充実しており、演習林内で間伐した木材を加工品に仕上げるところまで習得できるのは教育機関でも屈指の環境です。

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