<重要なお知らせ>ネパール農業実習の参加を考えている学生のみなさんへ
4月25日にネパールにおいて発生した大地震とその甚大な被害状況は、日本でも連日報道されている通りです。このような状況下において、ネパール農業実習を考えている学生にとって、実習が予定通り実施されるのかどうか気がかりなことと思います。
現在、ネパールにいる関係者や知人に電話やメールで連絡を取り、情報収集に努めているところです。それによると、実習で訪問予定のポカラ市やマルファ村の被害は幸いそれほどではないようですが、やはりカトマンズおよびその周辺は大変な状況にあります。
現時点において、9月に予定している実習を確実に実施できる保証はありませんが、延期および中止の可能性も含めて、現在行っている募集はそのまま継続いたします(5月15日まで)。
実施の可否は、農学部の定める危機管理対応マニュアルに基づいて行います。参加学生の安全を最優先に考え、①現地での宿泊、食事の確保、②確実な移動手段の確保、③実習先の状況等をふまえて7月上旬を目処に最終的な判断をしたいと考えています。
実習の参加には、ご両親の了解(同意書)も必要です。状況を説明の上、参加を判断して下さい。
このような状況だからこそ、農業のみならず災害復興に向けた動きが進みつつあるネパール現地へ実際に足を運ぶことは、貴重な経験をもたらすと同時に、多くの意味があると考えます。多くの学生の参加を待っています。
以上、
2015年5月7日
ネパール農業実習引率教員
南・根本