8月2日(土)信州大学農学部公開講座「DNAでトリのオスとメスを見比べよう」を開催します。
平成26年度信州大学農学部公開講座「DNAでトリのオスとメスを見比べよう」を下記のとおり開催します。
DNAには個性があります。姿形では区別が付かなくてもDNAを調べてみるとオスとメスとが区別できます。PCR(合成酵素連鎖反応)法という1993年のノーベル化学賞を受賞した画期的な方法で、染色体にあるオスとメスそれぞれに特徴的なDNAだけを連鎖反応的に2倍4倍8倍・・・100万倍以上と、どんどん増やして、目に見えるようにすることができます。ここではニワトリやウズラ、その他の鳥類の細胞から採取したDNAを用いてオスとメスを識別します。サスペンスドラマでもおなじみのDNA鑑定をできるだけわかりやすく解説します。実際に自分の手を動かして最新の分子生物学の世界を体験してみましょう。
ぜひご参加ください。
■日時:平成26年8月2日(土) 10:00 ~ 16:00(受付9:45~)
■対象:高校生、一般市民
■定 員:20名
■受講料:5,400円
■申込締切:7月30日(水)(※定員になり次第締切)
■場所:信州大学農学部 総合実験実習棟 (長野県上伊那郡南箕輪村8304)
■スケジュール・イベント内容
9:45 受付(総合実験実習棟1階ホール)
10:00 講義:DNAによる雌雄鑑別法の基礎知識
実験:ニワトリ、ウズラ等からのDNA採取と精製
12:00 昼食(各自)・休憩
13:00 講義と実験:PCRによるオスとメスそれぞれに特徴的なDNAの量を増やす
14:30 講義と実験:オスとメスそれぞれに特徴的なDNAを目で見て、オスか?メスか?を判別する
15:30 まとめと質疑応答
16:00 閉会
■講師紹介
氏名:小野 珠乙(おの たまお)
所属:信州大学学術研究院(農学系) 教授
研究分野:動物発生遺伝学
主な研究テーマ:鳥類における外来有用遺伝子の導入とその発現、鳥類における外来生殖細胞の導入とその次世代発現、鳥類胚発生におけるカルシウム輸送および代謝調節機構
氏名:米倉 真一(よねくら しんいち)
所属:信州大学農学部プロジェクト研究推進拠点 助教
研究分野:動物生理学(神経科学,細胞生理学)
主な研究テーマ:ストレス応答機構と中枢・末梢組織の機能障害、成長ホルモン遺伝子の転写調節機構の解明、筋形成の分子メカニズムの解明
■講座内容の問い合わせ先
信州大学農学部 食料生産科学科 小野珠乙
e-mail: tamaoon★shinshu-u.ac.jp (★を「@」に変換してください。)
TEL: 0265(77)1434
■申込方法
受講希望の方は、下記の必要事項をFAXまたはメールにご記入いただき、信州大学農学部学務グループ公開講座担当宛てにお送りください。(※受講料は公開講座当日、受付にて徴収します。)
【申込み記入事項】
※メールまたはFAXのタイトルには【農学部8/2公開講座申込み】と必ずご記入ください。
・氏名(よみがな)
・性別
・年齢
・住所
・電話番号
・メールアドレス(FAXでお申込みの方はFAX番号)
・職業(学生の方は、「高校生」「大学生」等とご記入ください)
【受講の申込先】
信州大学農学部学務グループ 公開講座担当
〒399-4598上伊那郡南箕輪村8304
FAX:0265(77)1313 e-mail:ngakumu★shinshu-u.ac.jp (★を「@」に変換してください。)
お問い合わせTEL:0265(77)1339 (※対応時間…平日8:30~17:15)
★案内チラシはこちらPDF(1.06MB)
■交通・宿泊について
交通についてはこちら を参照してください。
宿泊についてはこちら を参照してください。
■その他
当日は大学内の生協食堂の営業はありませんのでご注意ください。