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ボゴール農科大学で山岳科学研究所長 加藤正人教授が講演

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IPB国際交流センターを訪問   
IPB国際交流センターを訪問   
IPB国際交流センターの事務局長Purunomo博士が日本ブースの一番上に信州大学のパンフを指差す
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森林学部の講堂で約70人の大学院生と教員に講演
森林学部の講堂で約70人の大学院生と教員に講演
副学部長Nuguroho教授からの加藤正人教授紹介
副学部長Nuguroho教授からの加藤正人教授紹介

山岳科学研究所長 加藤正人教授が、地球規模国際科学技術協力で、平成26年3月3日~7日にインドネシア国を訪問しました。インドネシア林業省で「人工衛星による山火事モニタリング」の技術支援、ボゴール農科大学(略称IPB)を訪問し、国際交流センターにて信州大学との大学間交流協定の協議、森林学部で「先端技術による日本の森林資源管理」について質疑応答とその後の情報交換も含めて約2時間、熱心な議論が行われました。

親日指数1番のインドネシア国は、日本から電化製品や車、バイクなどを輸入し、石油や鉱物資源、木材を日本へ輸出しており、政治的にも日本にとってアジアの最重要国です。島国で北米と同じ幅の広さの国土を持ちますが、管理に手が回らず大規模な森林火災で隣国に煙害被害が毎年発生し、早期発見と消火対策はユドヨノ大統領の国際公約です。林業省では人工衛星で早期に森林火災を発見し、消火対策につなげたいとの希望があり、専門家である加藤教授に技術支援と技術者養成のため、大統領の出身大学で歴史あるIPBとの大学間交流協定の要望があり、訪問しました。

今年の秋に山岳科学研究所主催で国際シンポジウムを開催予定であり、交流協定を進めることで、専門分野における学生間の技術交流、ボルネオやスマトラの熱帯原生林や山火事跡地の自然再生などグローバル研究にも山岳科学研究所として取り組んでいく予定です。

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