11月30日~12月2日 「アグリビジネス創出フェア2011」 出展報告について
11月30日~12月2日に幕張メッセで開催された『アグリビジネス創出フェア2011』に本学農学部小嶋政信教授と中村浩蔵准教授の研究成果を出展しました。
本展示会は、農林水産・食品産業分野において優れた技術シーズを有する産学官の関係者と、この技術を利用する者が、相互にマッチングを促進する場として農林水産省が開催し、3日間で26,384人が参加しました。今年度は、アグリビジネス・マッチングコーディネーターによる技術相談や、コーディネータがガイド役を務める「マッチングサポートツアー」など、出展者と来場者の連携支援が行われ、産学連携の強化が図られました。
農学部 小嶋政信教授
『光技術を活用するタミフル製造原料(シキミ酸)の新規製造方法』
鳥インフルエンザの特効薬として知られる「医薬品・タミフル」の製造原料となる「シキミ酸の新規製造方法の原理」に関する研究成果であり、本製造方法によりシキミ酸を大量製造することができれば、国内での原料の安定供給に繋がるとして、多くの関心が寄せられていました。
農学部 中村浩蔵准教授
『ソバの漬物「発酵キョウバク」の優れた降圧効果と有効成分』
発酵キョウバクの実物展示を行い、製造工程、降圧作用、降圧メカニズム、降圧成分、地域資源を活用した機能性食品としての可能性を紹介しました。来場者には血圧に影響のない量を試飲していただき、匂いや味をご確認いただきました。味見をした方の多くは、独特の風味に驚いていた様子でした。