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農学部学生が県下初の「県民主催タウンミーティング」を開催

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  食と緑の科学資料館でのミーティング
  食と緑の科学資料館でのミーティング
  阿部長野県知事
  阿部長野県知事
附属農場を視察(中央が阿部知事)
附属農場を視察(中央が阿部知事)

6月1日、「県民主催タウンミーティング」が信州大学農学部の食と緑の科学資料館「ゆりの木」にて開催され、阿部長野県知事が来学されました。

 

これは、地域活動を行っている農学部の学生7グループが主催したものです(代表:堀咲月さん:地域交流サークル「か~みやん」)。
今年度から始まった「県民主催タウンミーティング」は、従来の「知事タウンミーティング」をより県民に身近なものにするための取組みです。記念すべき第1回のミーティングが「大学と地域連携」をテーマに、農学部の学生たちによって開催されました。

開催に先立ち阿部知事は、農学部構内を視察し、生協学生食堂にて、昼食。12時30分からタウンミーティングに臨まれました。

学生代表の堀さんの「農学部の学生の地域活動を知っていただき、さらに活動の場を広げるために」との開催趣旨説明に続き、「食、農、健康長寿、自然環境など県が大切にする特徴のすべての分野に農学部が関係しています。農学部は長野県にとって大事な財産ともいえます。学生の皆さんが活躍することも県にとっては、とても大切なものになります」と阿部知事が挨拶をされ、タウンミーティングが始まりました。

地域の消防団に学生が入団して活躍している「南箕輪村消防団」を皮切りに、ボランティア組織の「農援隊(信州大学農学部栄村震災復興支援隊)」のほか、「か~みやん」、「伊那守」、「草むら組合」、「信大子ども会いそポン」、「農学部環境ISO学生委員会」の7グループによる活動内容の発表があり、それぞれの活動に関連した意見交換がされました。学生たちの受け皿となった地域の方々も参加し、良好な関係のもとに活動が続けられている様子が語られました。

午後2時過ぎにタウンミーティングを終え、堀さんは「今回は、他のサークルと共に意見を出し合い、お互いを知ることができてうれしい、楽しい機会ともなりました。私たちから知事へ意見を出しましたが、知事からのご提案も私たち学生だけでは考えつかないことでした。これからもっと外へ出て行き、発信していくような活動もよいと思いました」と話しました。

また、知事からは「農学部としての知見を活かした学生の取り組みは、私が想像した以上のすばらしいものがありました。農学部は広大で素晴らしいキャンパスです。学生の皆さんにはこの環境を活かして、精進して頑張っていただきたいと思います」とのお言葉をいただきました。

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