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5月7日 静岡県の林業関係者の友情応援も得て農作業支援

信州大学農学部栄村震災復興支援隊(農援隊)の活動報告

参加者
教員:1人(植木)
学生:4人 森林科学科(3年生1人、4年生1人)、応用生命科学科(2年生1人、4年生1人)
友情応援ボランティア:5人(静岡県の林業関係者)

 

作業の内容
小滝地区の農作業の支援は今回で3回目で、前回5月3日に続いて「苗伏せ」(イネの育苗作業)を行いました。今回は、農援隊の活動を知った静岡県の林業関係者5人が「友情応援」参加し、合計10人で作業に当たりました。


午後からの作業で、天気がよかった(むしろ暑いくらい)ので、地元の方々と談笑しながら気持ちよく作業でき、作業終了後、田んぼの被害状況について、現場を案内してもらいながら説明を受けました。地割れや傾斜、段差の発生、水路の損傷など、地区の約半分の田が何らかの被害を受けており、復旧の目処はたっていないとのことです。


また、地区内の家屋・施設等の被害状況も現場で説明を受けました。地震直後の隣近所での救出の話、避難時の様子や避難所の生活など生々しい震災の体験談や豪雪地帯特有の生活の知恵なども伺い、大いに勉強になりました。この震災による死者は0であることを特に強調された時の笑顔が印象に残りました。また、「農援隊の支援で空いた時間を他に振り向けられる」、「若い人との作業が楽しい」など、嬉しい声も聞かれました。


作業用にと支援機関から贈られた帽子を、現地のボランティア組織「結い」からたくさん頂いたので、農援隊員に配給します。

 

参加学生の感想(活動報告書シートから抜粋)
【よかったこと】
 ・実際の現場を見て知り、今までの知識とのギャップを知れた
 ・小滝の方々と楽しく作業できた
 ・被災状況を実際に見ることができた
【改善すべきこと・気がついたこと】
 ・もっと積極性を持つ
 ・事前に下調べしてから来たら、もっといろいろと話が聞けたと思う
 ・挨拶をしっかりする
 ・体調管理をしっかりする
【申し送り事項】
 ・時間帯による温度差が大きい時期なので、温度調整できる服装を

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