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2020年6月アーカイブ

夜勤シャドウイング前に、急変時の対応の部署の勉強会をしているところに伺ってきました。

新人は全体研修でもBLS研修を行っていますが、部署で行うのは、より実践に近いイメージでの研修です。

夜勤の開始時期はドキドキしますが、先輩たちがいるから大丈夫。ひとつひとつ、確実に身につけましょう。

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院内ではラダーごとの研修を企画し実施しています。部署でも、その部署での実践に必要な研修や勉強会を開催しています。

HCU病棟の気管挿管介助のシミュレーションの研修の様子を紹介します。

医師1名とHCUスタッフ13名で、チェックリストに沿って気管挿管介助のシミュレーションしていました。

新人さんから師長まで全員、事前学習でe-Learningで知識と手順を確認してから研修です。

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挿管の介助はチームで行いますので、チームでの連携も大事なポイントです。
認定看護師や先輩たちから経験やコツを聞きながら、シミュレーション&振り返りをしていました。

20200629-2a.jpg振り返りでは、医師の立場での気管挿管のポイントや介助のタイミングについて、教えてもらいました。

急変時に気管挿管をする場面で、冷静に安全に介助ができるよう日頃からトレーニングしています。

今年入職して2年目になった方に、入職後のお話を聞いてきました。

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 学生の臨地実習は信大病院の現在の病棟で実習をさせていただきました。難病患者さんの生活を支援する看護に興味があり、配属希望を出しました。

 実際に社会人になって、学生との違いを感じているのは仕事に責任があることです。患者さんのケアや支援をする際、それによる影響まで考えて実践するようになりました。
 学生の時から「患者さんのことを第一に考えて支援する、安全・安楽に過ごせるように支援する」と教えてもらい学んできました。実習とは違う社会人になってから幅広く実感しているのは、例えば患者さんの支援は一義ではなく患者さんによって違っているということです。現在の病棟は、患者さんの退院支援に多職種とカンファレンスをしながら、看護師は看護の視点で関わることが多くあります。患者さんが在宅で過ごすために必要な支援は何かをアセスメントして、患者さん、ご家族がどうしたいのかご希望を伺って様々な調整しながら意思決定を支える退院支援では、むずかしさを感じることもあります。2年目になったので、もう少しレベルアップして、患者さんとお話をする、工夫できることをカンファレンスで提案する、ということができるように目標を立てています。まだいっぱいいっぱいなこともありますが充実しています。
 些細な身の回りの支援でも患者さんに感謝の言葉をいただいたり、退院される患者さんとお話をする時に、看護師のやりがいを感じます。もう少し何かできることがあったかを考えたり、役に立てたことを振り返ったりすることもあります。

 忙しいときは定時で帰れないこともあります。学生とは違うので折り合いをつけることもあると思っています。また、休日も含め意識的に自分で時間を作ろうとすることが大事だと実感しています。お休みは体を休めることもありますし、趣味をしたり実家に帰ったりしています。
 一緒に入職した男性看護師と(ここしばらくは自粛中ですが)飲みに行くことも多いです。
 昨今、新型感染症で世界中大変な状況ですが、だからこそ、今自分にできることは何かを考え奮闘する毎日です。

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看護の醍醐味を感じながら実践を積み重ねていることを感じるお話でした。
当院の、今年度の男性看護師の割合は14%です。多くの部署で活躍しています。

 ICUでは、日々多職種でカンファレンス&回診をしながら患者の評価、方針の共有をしています。
この日は、医師(ICU医師)、集中ケア認定看護師、リハビリ療法士(PT)、臨床工学技士が、一緒にカンファレンスとベッドサイド回診をしていました。

 それぞれの職種で気になることを出しあいながら、患者さんの評価・方針の共有をしていました。
看護師は、患者さんの立場で代弁をしていることを実感したカンファレンス&回診でした。

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 私たちは、高度急性期医療に対応できる看護の専門職を育成すると共に、患者さんがその人らしい生活をおくれるように退院後の生活支援にも力を入れた看護を提供しています。

今回は「高度急性期医療に対応できる看護の専門職を育成する」取り組み【重症患者の看護力育成プログラム】を紹介します。
「重症患者のアセスメント、ケアが自立できる」という目標で、実践しながら学ぶ、院内研修を企画し実践しています。
 重症患者さんの状態の観察とアセスメント、デバイスの管理を、チェックリストに沿って見学→体験のサイクルで経験し、1日の最後と研修終了時に認定看護師と振り返りを行っています。

 この日は、特定行為研修修了者でもある集中ケア認定看護師が研修生と一緒に、患者さんのケア、観察やアセスメントについてディスカッションしながら、学習を進めていました。

20200612-1a.jpg20200612-2a.jpg 応援を呼ぶ判断、デバイスの作動確認とアラーム対応など、重症患者さんの看護において必要なポイントを、問いかけ→考えるというサイクルで学習していました。

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 詳細なチェックリストに沿って研修の指導をしていますので、研修生と一緒に受け持ちをする若いスタッフにとって「誰かに教えることは自分が学ぶこと」という良いサイクルもできているようです。

入職後2ヶ月が経過しました。
5月28日29日にレベルⅠフォローアップ研修を開催しました。
研修内容をご紹介します。

「フィジカルイグザミネーション」
シミュレーション形式で、患者役の先輩に問診をしました。
その情報をもとにアセスメントするグループワークは、少人数で緊張せず活発に意見交換でき、学びが深まりました。

20200528-1a.jpgシミュレーションの目標の確認してからWork&シミュレーション

20200528-2a.jpgシミュレーションの振り返り
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「救命処置の基本:BLSと救急カート」
ICLSインストラクターから教わるBLSは体育会系です。
大きな声で人を呼び、人形といえども命を助けようと力をこめて蘇生しました。体力は使いますが、楽しい研修でした。

研修のはじめに、先輩のシミュレーションを見てから研修スタート!

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ICLSインストラクターの講義&実習を繰り返し

20200528-5a.jpg研修の最終のBLSの様子20200528-6a.jpg

「報告・連絡・相談と問診の基本」
リーダーへSBARを使った報告・相談や、胃痛を訴える患者さんへの問診といった、これから必要になる技術を体験しました。
研修内では、落ち着いてできましたが、実践ではドキドキすることでしょう、少しずつ経験を積んでいきたいですね。

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「よい仕事(看護)をするために備える力」
職業人能力の中でも常に重要な「学ぼうとする意識」「心と体の健康」を考えました。
「学ぼうとする意識」では、自分の学習方法を通して特性(強み)に気付きました。
「心と体の健康」では、皆でストレス対処行動を書き出し、大盛り上がりでした。
仕事と勉強で疲れる毎日ですが、ON-OFFを切り替えて、休みはゆっくり楽しみましょう!

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「先輩からの応援メッセージ」
2年目の先輩とその指導者さんに来て頂き、1年目の頃感じた辛さや悩み、楽しかったこと、勉強の方法など生の声を聴かせてもらいました。
1年後にはこんな姿になれると安心したり、先輩も同じ悩みを抱えていんだと共感したり、皆の心に響きました。

「同期交流会」
研修生だけで、自由に話す25分間です。
今年は新型コロナのために飲み会もできず、情報共有の機会が少ないため、同期で悩みや日々の様子などを情報交換する、貴重な時間でした。

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