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先輩から Part.5

今年入職して2年目になった方に、入職後のお話を聞いてきました。

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 学生の臨地実習は信大病院の現在の病棟で実習をさせていただきました。難病患者さんの生活を支援する看護に興味があり、配属希望を出しました。

 実際に社会人になって、学生との違いを感じているのは仕事に責任があることです。患者さんのケアや支援をする際、それによる影響まで考えて実践するようになりました。
 学生の時から「患者さんのことを第一に考えて支援する、安全・安楽に過ごせるように支援する」と教えてもらい学んできました。実習とは違う社会人になってから幅広く実感しているのは、例えば患者さんの支援は一義ではなく患者さんによって違っているということです。現在の病棟は、患者さんの退院支援に多職種とカンファレンスをしながら、看護師は看護の視点で関わることが多くあります。患者さんが在宅で過ごすために必要な支援は何かをアセスメントして、患者さん、ご家族がどうしたいのかご希望を伺って様々な調整しながら意思決定を支える退院支援では、むずかしさを感じることもあります。2年目になったので、もう少しレベルアップして、患者さんとお話をする、工夫できることをカンファレンスで提案する、ということができるように目標を立てています。まだいっぱいいっぱいなこともありますが充実しています。
 些細な身の回りの支援でも患者さんに感謝の言葉をいただいたり、退院される患者さんとお話をする時に、看護師のやりがいを感じます。もう少し何かできることがあったかを考えたり、役に立てたことを振り返ったりすることもあります。

 忙しいときは定時で帰れないこともあります。学生とは違うので折り合いをつけることもあると思っています。また、休日も含め意識的に自分で時間を作ろうとすることが大事だと実感しています。お休みは体を休めることもありますし、趣味をしたり実家に帰ったりしています。
 一緒に入職した男性看護師と(ここしばらくは自粛中ですが)飲みに行くことも多いです。
 昨今、新型感染症で世界中大変な状況ですが、だからこそ、今自分にできることは何かを考え奮闘する毎日です。

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看護の醍醐味を感じながら実践を積み重ねていることを感じるお話でした。
当院の、今年度の男性看護師の割合は14%です。多くの部署で活躍しています。

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