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部門で働く看護師

集中治療部(ICU,HCU)

補助循環機器、人工呼吸器、持続透析などを必要とする循環器内科、心臓血管外科や、脳外科手術後の急性期治療・看護が主体です。また、肝臓・腎臓の移植手術後の管理も行います。呼吸管理、栄養管理に関して、専門サポートチーム(RST/NST)の介入のもとにすすめています。

高度先進医療が行われ、常に新しい医療が展開されています。病気だけでなく患者さんの生活を見据え、速やかに回復に向かうために看護師の役割が重要となる部署です。医療機器に圧倒されそうになりますが、病態や治療の学びを深め、その先の看護が見えてくるとやりがいを感じることができます。

高度救命救急センター

当センターの救急患者数は、年間約7000人で、うち約2000人が救急車での搬送患者さんです。主な疾患は、心疾患、脳血管疾患、多発外傷などで、そのほか、広範囲熱傷,指肢切断、急性中毒等の特殊疾病にも対応しています。 患者総数の10〜15%が三次疾患、25〜30%が二次疾患であり、重症患者さんが多いのが特徴です。

救急外来と救急病棟を持っており、24時間365日の体制で急性心筋梗塞、重症外傷、広範囲熱傷など専門的治療を必要とする重症患者さんの治療・看護を行なっています。救急だけでなく重症集中ケアも経験できます。 またフライトナースとして、DMATとして、院内だけでなく院外においても活動を行っています。

フライトナースは急病や事故が発生し消防機関から要請が入るといつでも出動できるようにフライトスーツを着て救急病棟で看護業務を行っています。より専門的な知識、技術が必要とされるため苦労もありますが、やりがいや言葉に言い表せない感動もあります。

手術室

手術室では、安全に一人ひとりの患者さんに手術を受けてもらうために、多くのスタッフが協働しています。
外科医、麻酔科医、看護師、臨床工学技士、放射線技師、検査技師など、それぞれが手術に伴って起こりうるリスクと侵襲を予測し回避策を持った上で連携し、「安全」を確保しています。
手術チームの一員として看護師は、麻酔中で物を言うことのできない患者さんの代弁者としての役割を果たすこと、常に患者さんに寄り添うことを大切にして看護ケアに当たっています。また、「安全」だけでなく「安心」も担保できるよう手術環境を整えています。昨年度から周麻酔期看護師1名が入職し、麻酔科医とともに麻酔看護の面で力を発揮しています。

NICU

NICUは新生児集中治療室といい、早産などで小さく産まれた赤ちゃんや出生時元気がなかった赤ちゃんが入院しています。新生児集中ケアの認定資格を持った看護師がいますので、ディベロップメンタルケアを意識しながら、赤ちゃんにとって過剰な刺激とならない快適な環境を整えています。治療を受けている赤ちゃんやご家族の気持ちに寄り添いながら、「赤ちゃんに優しい看護」を目指しています。

GCU

NICUで急性期を過ごした赤ちゃんが回復期・慢性期となり、赤ちゃんの成長に合わせて退院に向けての準備をおこなうところです。また正期産で産まれて、全身状態のサポートが必要な赤ちゃん達も入院しています。個々の赤ちゃんの成長と特徴に合わせた、「赤ちゃんに優しい看護」を意識し、快適なケアと退院に向けての看護をおこなっています。