農学研究科の大学院生2名がマレーシアで開催された国際学生交流シンポジウムに参加しました

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オープニングセレモニーでの集合写真
オープニングセレモニーでの集合写真
Cultural Night 教授入場
Cultural Night 教授入場
Cultural Night 集合写真
Cultural Night 集合写真
発表の様子
発表の様子
誕生日パーティの集合写真
誕生日パーティの集合写真

2014年2月13日~22日、マレーシアプトラ大学(Universiti Putra Malaysia、UPM)で開催された国際学生交流シンポジウム(The 4th International Agriculture Student Symposium、IASS)に大学院農学研究科応用生命科学専攻2年の杉山遥さんと山口裕太さん(食品化学研究室)が参加しました。レクリエーションや研究発表会など国境を越えた交流を通じて学生同士の親睦を深めることができました。山口裕太さんから以下のような感想がありました。ご覧ください。

 

 

4th IASSマレーシアシンポジウムに参加して

~常夏の国、マレーシアでの陽気な5日間~

 

2014年2月13日から17日までの5日間、Universiti Putra Malaysia(UPM)で開催されたThe 4th International Agriculture Student Symposium(IASS)に参加してきました。参加者の出身国は日本、中国、韓国、インド、インドネシア、タイ、グアム、マレーシアの8か国でした。日本からは新潟大学の方と、マレーシアとタイに留学している日本人学生と我々の計12名が参加していました。

初日は夕食会と歓迎パーティ、ミニゲームを通してお互いの距離を縮めていくという催しが開かれていきました。ミニゲームではお題に合わせてグループを作っていくものや、二つの輪を作り、お互いが合図に合わせて逆に回り、止まったところで会った相手の第一印象を書きあうというものが行われました。人によってはここで既に周りと打ち解けられていましたが、私はまだ馴染めていなかったという印象でした。

2日目はオープニングセレモニーから始まりました。ちなみに私はUPMの先生やほかの国出身の人たちとの記念撮影メンバーに選ばれ、Photo Sessionで記念撮影を行いました。昼食後はイスラム教徒の方々が金曜礼拝で抜けてしまったため、残った人たちでレクリエーションをしていました。それぞれの国の歌や踊りなどを紹介していく催しや、椅子取りゲームなどをやりました。国際的な椅子取りゲームをするなんて思ってもいなかったため、とても新鮮で、この年齢ながらかなりエキサイトしていました。ここまででお互いかなり打ち解けられたと思います。

3日目から発表が始まりました。持ち時間は発表が20分、質疑応答が10分でしたが、最大でこの時間ということで、早く終わればそれで良し、時間が来たら途中でも打ち切りというものでした。発表内容は主に農業、造園、環境保全などを演題にしたものが多く、それぞれの国の事情や考えに少し触れることができたと感じました。また今回のシンポジウムの性質なのか海外の人たちがそうなのかわかりませんが、会場の掴みや冗談を交えながらの発表も多く、国際交流の場ではこのようなアドリブさがとても重要な要素であると思いました。発表中は英語でしたが国によって英語力が違っていたり(日本人は情けないものでした)発音や区切れる場所が異なっており、なかなかうまくコミュニケーションをとれない場面もありました。その時は会場で聞き取れた人が発表者に翻訳していたりなどフォローしあって凌いでいました。

4日目の夜にはCultural Nightという催しが開かれました。これはそれぞれの国の伝統衣装を着て、UPMの学生による舞台発表が行われました。中国太鼓による演奏やイスラム圏の踊り、演武などを鑑賞しました。日本人は浴衣や甚平などが多かったのですが、一人は日本のオタク文化の紹介ということなのか、メイド服の女装をしており、一番会場でウケていました。他の国の人はチマ・チョゴリ、チャイナドレス、サリーなどを着ており、社会の教科書でなんとなく見ていた衣装も本場の人が本物を身につけていていると、コスプレと違って迫力や貫禄があるなーという印象を受けました。

5日目の帰る直前に、参加者の中に誕生日の人がいたため、マレーシア流(?)の誕生日パーティに参加してきました。誕生日の人に向かって小麦粉をかけたり、コーラをかけるなどして皆真っ白になっていたりベタベタになりながら大騒ぎしていました。

感想としては、最初はうまくいくか心配でしたが、行ってよかったと思えました。特にインターナショナルな友人ができたというのが一番の収穫でした。また日本から世界を見ていた今までと違い、外から日本を見ることをできたということも大きな経験でした。タイ人は本当に陽気で、いっしょにいるとずっと楽しいと思いました。インド人は手でご飯ものを食べるのは本当だったということや、お互い楽しくできたけどなんとなく中国人とは距離を感じたり…と様々な経験をさせてもらいました。心残りなのは日程の途中で帰ってしまったことです。ゆっくり観光できなかったというのもありますが、やはりせっかく仲良くなれた直後にさよならというものがお互い残念でした。しかし先に帰ることで逆に皆から大々的に送り出してもらえたとも思いました。

まとめとしては、これはIASSに限ったことではないですが、後輩たちにはチャンスがあるならこのような国際行事に積極的に参加してほしいと思います。英語力はあった方がいいのは確かですが、なくても大丈夫です。「伝えよう・交流しよう」という意識があればなんとかなります。また、自分が直に体験することも重要だと思います。マレーシアにおいては、イスラム圏では水浸し=浄化を表すので、トイレには備え付けの紙はなくホースを使うという不便さがあることや、味付けは極端に辛いか甘いかといったこともありましたが、体験談を聞くのと実際に体験することには大きな差があると思います。ほかにも民族的な価値観の違いや複数の国の文化を一度に共有することもできました。出発する前、私は「日本の生活ほど満足できるものはない、なんで皆海外に憧れるのだろう」と思っていました。しかし上記のような日本の外から物事を見るという経験ができたことで、皆が海外に憧れる理由が少しわかった気がします。次に参加する方々はぜひ全日程で参加してきてほしいです。

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