山岳科学研究拠点では、令和5年3月9日信州大学松本キャンパスにおいて「令和4年度 山岳科学研究拠点 年次報告会」を開催しました。新型コロナの影響で中止やオンラインのみでの開催が続き、4年ぶりに対面での開催をすることができました。本報告会は毎年度末に研究成果を報告して、情報交換と他のメンバーの研究活動に活かすことを主な目的としています。

はじめに本研究拠点長の泉山茂之教授による拠点長挨拶の後、本年度の「重点研究テーマ活動」の中から、3つのテーマに関する研究成果の発表がありました。「重点研究テーマ活動」は、拠点内の部門を超えた研究者や外部機関の研究者がテーマ毎に様々な視点から連携し取り組んでいるもので、地域課題の解決を図ることを目的とした研究の成果も発表されました。








続いて、各部門3名の学生からの研究成果発表が行われました。植物・動物の生態や遺伝子解析、地質、災害、山岳生活等、山岳科学に関わる様々な観点からのテーマ報告があり、聴講者は皆、真剣に聞き入っていました。また、質問のコーナーでは、分析方法や、取り組みに対する質疑と応答がありました。

最後に、3部門長より総評がありました。コロナ禍前のように、対面での年次報告会が開催出来て非常に良かった。今後の研究に是非活かしてほしい。来年は積極的に議論できる場を持てるようにしたい。等のお話がありました。なお、今回の発表内容は、他の研究テーマと合わせて、年度末発行予定の「2022年度 報告要旨集」にまとめられます。



*口頭発表プログラム.pdf*ポスター発表プログラム.pdf*ポスター発表.pdf