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天然素材を活用し、さまざまな繊維技術を駆使して創出するFRP

繊維と樹脂を複合化した材料は、繊維強化複合材料(FRP)と呼ばれます。FRPの性能を最大限に引き出すためには、用途に応じて繊維基材の形態や樹脂・添加剤の種類を選定して、FRPとして成形し、その評価する必要があります。本研究室では、天然素材を積極的に活用し、様々な繊維技術を駆使してFRPの開発やリサイクル技術の確立に取り組みます。

 

 
玄武岩を素材とする繊維(バサルト繊維)でできたメッシュ状の織物
  メッシュの隙間からコンクリート状態を目視検査ができるようになったコンクリート剥落防止工法の施工例

 

≪研究から広がる未来≫


FRPはインフラ、自動車産業、海洋産業、スポーツ用品などに広く利用されており、その適用範囲は年々拡大しています。このFRPに天然素材を積極的に活用することで、環境負荷を低減し、持続可能な社会の実現に貢献すると共に、地域の農林産業や製造業等の活性化を促進し、地域経済全体の持続的成長にも寄与できると考えています。