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テキスタイルとアパレルの製品設計に応用できる機能性・快適性の計測方法とその活用

繊維製品の開発においては生活者一人一人の視点からそのあり方を考えることが重要です。身の回りには様々な機能性をもったテキスタイル・アパレル製品があり,市場に流通する前には必ず性能評価試験が行われ、消費生活に要求される機能性を満たしているか検査しています。当研究室では、繊維工学に基づいて機能性の評価方法やその評価基準を正しく理解し、評価結果を分析することが,生活者に寄り添った製品設計のヒントになると考えています。特に、衣服内外の安全性という観点から、テキスタイルやアパレルが使用される状況を考慮した評価を行い、機能性が発現するメカニズムと人体に及ぼす影響の解明に取り組んでいます。


  高視認性安全服に用いられる蛍光生地の光反射測定    サーマルマネキンを用いた衣服の熱抵抗値測定



≪研究から広がる未来≫


日々進化を続けるテキスタイル・アパレルの品質を保証していくためには、評価規格のアップデートも欠かせません。当研究室が取り組む評価技術の探求は、いわば新しい"ものさし"をつくることであり、このことは生活者にとっての新たな価値観の創出につながるものと信じています。