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ヒトの健康と水圏生態系の保全に関する研究

平林 公男
教員氏名
平林 公男
職名
教授
所属
応用生物科学科
研究分野

陸水生態学 (淡水生物学)、環境衛生学、衛生動物学

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一言コメント

水生昆虫類の分布パターンや生息密度の変化を調査することにより、生息場所としての水環境の変化を化学指標とともに明らかにする研究です。ヒトにとっての病害虫や不快性物の生態を利用した駆除・防除法の検討も行っています。

研究紹介

ヒトの健康と水環境の保全に関する研究 生物指標を用いた水環境変動の解析

河川や湖沼などの淡水域における生物群集と環境との関わり合いについて研究をしています。水環境の変化を知る手段として、生息している生物の種類や生息密度、バイオマス、生態系の中での役割の変化などを利用します。こうした生物の出す信号をキャッチすることにより、現在の水環境の状態や今後の方向性などを予測することができます。「指標」にしている生物は、生態系の中では「分解者」としての役割を果たす「底生動物 (湖や川の底にすんでいる生き物)」です。これらの生物についての研究は世界的にみても遅れており、皆さんの若い力が求められています。一緒に研究しませんか?

 

 
特別保護区である上高地梓川での水生昆虫類の調査 (焼岳をバックに)。   国土交通省土木研究所との共同研究で、千曲川の一部を堰き止め、水生生物などの総合調査を行う。(黒枠内:環境指標生物として利用しているユスリカの幼虫 )

 

≪研究から広がる未来≫


このすばらしい日本の水環境を、私たちの次の世代の人たちにより良い形で残していくためには「どのようにしていったらよいのか」「そのためには今、何をしなければならないのか」を常に考えていかなくてはなりません。「自然との共存」は大変なことです。自然のこと、生物のことをよく知ることにより、その方策を見いだしていくことが大切ではないでしょうか? 「生物のプロ」になりませんか?

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