信州大学HOME

english

Menu

教員一覧

マイクロ化学チップを印刷で作製

渡辺 真志
教員氏名
渡辺 真志
職名
教授
所属
化学・材料学科 応用分子化学コース
研究分野

プリンタブルマイクロリアクター

SOAR
研究者総覧(SOAR)を見る

研究紹介

印刷によるマイクロ化学チップの作製

渡邊研究室では、マイクロ化学チップを印刷で作製する技術の開発を行っています。マイクロ化学チップは、化学・生化学的な合成や分析を小さなチップ上で行う装置で、一般には半導体の微細加工技術に類似した方法で作製されます。しかしながら、このような方法では、多品種少量生産に向かないなどの問題もあります。渡邊研究室では、マイクロ化学チップのエンドユーザーが自らチップの設計をし、自ら作製できるよう、インクジェットプリンターを利用してマクロ化学チップを作製する技術の開発を行っています。

 

 
マイクロ化学チップで二種類の液体を混合しているところ。   マイクロ化学チップで油-水界面を通して抽出を行っているところ。緑の上下レーンを水、ピンクの中央レーンを有機溶媒が右から流れる。

 

≪研究から広がる未来≫


プリンターは文字や写真を印刷するのによく用いられますが、もっと色々なことに使えると考えています。渡邊研究室ではマイクロ化学チップをインクジェットプリンターで作製する技術の開発を行っています。まだ初歩的な段階なので、将来的にモノになるかどうか (実用化されるかどうか) 現時点では分かりませんが・・・

  • 大学院の教育
  • 教員一覧
  • 特色ある取り組み
  • 企業・一般の方へ
  • 在学生の方へ
  • 保護者・卒業生の方へ