臨床研修

C.信州大学
外科研修プログラム

プログラムの特徴

最短期間で日本外科学会外科専門医の
取得を目指す

外科医としてのプロフェッショナリズムに触れて基礎を作り、スムーズに外科専門研修に移行することで、最短期間で日本外科学会外科専門医の取得に必要な経験と手技の習得を目指します。

多くの手術手技を経験し習得する

当院の消化器外科、移植・小児外科、心臓血管外科、呼吸器外科、乳腺・内分泌外科でより多くの手技を行い、手術に参加することにより、患者さんへの適切な治療方法を選択できる力を身につけます。

臨床研修に必要な基本的臨床能力を習得する

外科プログラムにおいても、内科、救急科、地域医療研修などの必修研修が充実していますので、様々な疾患に幅広く対応する外科医を目指します。

「長野県臨床研修医研修資金」対象の
プログラム

長野県では、将来、外科医として長野県内の公立・公的病院等に従事する意欲のある臨床研修医を支援する事業を行っております。本プログラムでは、この事業による「長野県臨床研修医研修資金(20万円/月)」の貸与の応募資格が得られます。

プログラムの概要

将来、外科を専攻することを目指す研修医のためのプログラムです。
当院の外科(消化器外科・移植外科・小児外科、心臓血管外科、呼吸器外科、乳腺内分泌外科)を臨床研修期間において研修することにより、2年間(+α)で外科専門医取得に必要な症例を経験することも可能です。
外科から研修を開始し、内科は1年目と2年目に分散し合わせて24週以上研修することにより外科研修を集中的に行うことができます。
2年間を当院で研修を行いますが、地域医療とは別に1年間に最長24週、2年間で合計32週の範囲で協力型臨床研修病院、研修協力施設で研修できます(但し、研修協力施設は最大12週まで研修可能)。
臨床研修の到達目標を達成するために、研修医の希望や研修状況、キャリアプラン等を踏まえた上で、研修科を1年間で16週まで中途変更することも可能です。
1年目の研修内容は、マッチング後に個人面談にて希望を聞いて決定します。
2年目の研修内容は、1年目の11月頃に各人の希望を聞いて決定します。

臨床研修の
目標

生涯を通じて自己研鑽を続け、チーム医療を実践する外科医師となる基礎を形成するために、幅広い知識を学び基本的な診療技能を身につけるとともに、絶えざる自己研鑽の習慣とプロフェッショナリズムを体得する。外科への高いモチベーションを獲得する。

ローテート例

外科

外科から研修を開始します。当院において1年目と2年目に各々4週以上研修します。本研修プログラム修了後、当院の外科専門医プログラムにおいて外科専門医資格を取得することを目指す研修医については、2年間の内に当院の全ての外科(消化器外科、移植・小児外科、心臓血管外科、呼吸器外科、乳腺内分泌外科)で研修を行います。

内科

1年目は当院で12週以上研修します。臨床研修で求められる症例経験にとどまらず、将来の外科キャリアにも必要とされる内科的管理が身につきます。全ての内科分野から研修科を選択できます。12週連続して行う必要はありません。また、総合診療科・信州がんセンター(腫瘍内科)での研修は12週を上限として内科研修に含むことが可能です。

小児科、産婦人科、精神科、麻酔科

これらの各必修科はそれぞれ4週以上研修します。

救急研修

1年目と2年目に各々6週以上研修します。1年目に必ず当院高度救命救急センターで連続した6週以上の研修を行い、通算して2年間に12週相当以上の救急研修を行います。
救急部門(必修)における麻酔科の研修期間について、当院救急科(高度救命救急センター)での研修期間に麻酔科の研修期間を含めません。

地域医療研修

2年目に4週以上地域医療研修先である協力型臨床研修病院、研修協力施設にて研修します。この際、一般外来研修を並行して行うことがあります。

一般外来研修

2年間を通して4週以上行います。地域医療または協力型臨床研修病院、研修協力施設の研修中に行い、当院での一般外来研修は総合診療科で2週行うものとします。

詳細は信州大学臨床研修プログラムを参照ください。

研修プログラム責任者

プログラム責任者

  • 清水 公裕 (呼吸器外科)

ページトップへ戻る