市民開放講座「高冷地における持続的農業の推進とスマート農業技術の展開」を開催しました
平成31年3月8日、本学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター野辺山ステーションにて、市民開放講座「高冷地における持続的農業の推進とスマート農業技術の展開」を開催しました。本市民開放講座は、本学と連携協定を締結している南牧村・川上村の共催、また、次世代型家畜生産技術の研究開発プラットフォームの後援の下、行われました。
本講座は、地域貢献として、キャンパスのない地域へ大学の研究成果を還元すること並びに最新スマート農業技術及び実践的農場演習の展開が地域農業問題の解決に資することを目的としています。今回は、テレビ会議システムを通じて、「サテライトキャンパス」を実現し、伊那キャンパスへも講座の模様を配信しました。これにより、野辺山ステーション及び伊那キャンパス合わせて約80名の方に受講していただきました。
講座は、本学部 春日重光教授の「持続的農業と輪作 土について考える」、渡邉修准教授の「ドローンを利用した農作物の生育診断技術」及び竹田謙一准教授の「飼育環境を改善するアニマルウェルフェアとスマート畜産」の3つのテーマで構成され、会場の受講者は講演に熱心に耳を傾けていました。
こうした講座は今後も開催し、農業問題の解決、地域への研究成果の波及に取り組んでまいります。