令和8年度「高冷地域植物生産生態学演習」を実施しました
1.演習名
「高冷地域植物生産生態学演習」
2.演習の目的
野辺山ステーションおよび構内ステーションで栽培される多くの園芸作物を教材に、近隣のJA施設、農家見学、加工実習などを通して、高冷地域における作物の栽培から収穫・出荷までを重点的に学ぶ。
3.実施日
令和8年8月17日(月)~8月20日(木)
4.実施場所
信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター
野辺山ステーションおよび構内ステーション
5.担当教員
阿久津雅子准教授、今井裕理子助教
6.参加人数
41名
7.演習内容の概要
【1日目】
午前中に野辺山ステーションに到着し、午後はJA長野八ヶ岳の集荷場および白菜圃場を見学した。その後、平沢峠の獅子岩展望台を見学後、野辺山ステーションに戻り、翌日のキャベツ収穫のための段ボール作りとスイートコーンの収穫を行った。
【2日目】
終日、キャベツの収穫と出荷のための調整作業を行い、出荷作業を行った。作業を終え、15時30分に伊那キャンパスへ向けて出発した。
【3日目】
午前中は伊那市の米農家見学を行った。信州大学農学部森林コース出身の農家さんで、伊那で新規就農した方で、有機・無農薬で栽培を行っており、獲れた米は地元スーパーの「つるや」に出荷されるなど、地域に根差した農業を行っており、それを続けていく意思と熱意の強さに驚いた学生が多かった。
午後は構内農場でシクラメンの葉組みやイチゴの管理を行った。
【4日目】
構内農場にてカボチャの収穫や葉菜類の定植、アスパラガス温室および圃場の管理を行った。最後に授業アンケートおよびレポートの作成を行った。
今回の演習はコース改変後初めての演習であったことから、参加者全員が植物に興味を持っているわけではなかったが、アンケートの結果にもあるように今回の演習を通して「農業」に興味を持ってくれた学生が多かったと思う。さらに、野辺山での栽培体系がこれまでの実習で触れてきた伊那での栽培体系とは全く異なっていること、実際に新規就農をした農家さんの話、JAへ出荷可能な野菜と外葉等廃棄部分が多いことなど、多くのことを学べたという学生が多く、有意義な演習だったと言える。
8.成果



