平成29年度「高冷地応用フィールド演習」第2回目を実施しました。
<演習名>
「高冷地応用フィールド演習」
<実習目的>
野辺山農場は、中部高冷地域における農業教育共同利用拠点として、高冷地野菜と畜産を組み合わせたフィールド教育の場として恵まれた資質を備えている。
野辺山ステーションの生産圃場においてキャベツを教材として、圃場の準備、播種、定植から収穫、出荷までの一連の作業を通じて生産技術の習得を目的に、複数回の宿泊実習形式で行う。また、講義や近隣施設の見学を適時行いながら、連作障害への対応、6次産業化をめざした安定生産技術を習得し、高原野菜の生産や流通システムについて理解を深める。
<実施日程>
2回目:平成29年7月1日(土)、2日(日) 1泊2日
<実施場所>
農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター(AFC)野辺山ステーション
<担当教員>
岡部繭子助教、関沼幹夫助手、春日重光教授、濱野光市教授
<参加人数>
22名(信州大学農学部22名)
<スケジュール>
<概要および成果>
上述のスケジュールに基づき、「高冷地応用フィールド演習」の第2回目の演習を実施した。
演習では、キャベツ苗の定植と圃場管理としてキャベツ圃場の除草および輪作作物であるベニバナインゲン圃場の誘引、除草を行った。
キャベツ苗の定植では、定植前に除草等の圃場管理後、定植は乗用植付け作業車、定植用作業台車を用いた他、作業前の降雨でそれらが利用できない圃場ではセルトレイを持って作業を行い、作業車などを利用した際の作業性を体感した。また、苗を1本1本手で植える作業の大変さを体験した。定植後の圃場の除草作業では、キャベツを傷つけないように除草することが重労働であることを経験した。