2017. 10.20【開催告知】第5回防災市民シンポジウム「災害 その時 問われる動物との絆ー見えない課題が見えてくるー」

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第5回防災市民シンポジウム「災害 その時 問われる動物との絆ー見えない課題が見えてくるー」を開催いたします!

災害はそれまで当たり前であった生活を一変させます。自宅が倒壊・浸水したりすれば避難所等への移動を余儀なくされ、災害の規模によっては避難先での暮らしが長期化する可能性もあります。その時一緒に暮らす動物の存在はどのような課題や影響をもたらすでしょうか。そこで本シンポジウムは、災害時の動物について広く考えるきっかけの場として開催します。
 さて、人間と暮らす動物といっても犬や猫だけではありません。" 生業の糧 "として育てられている牛や豚等の産業動物もいます。皆さんの家族であるコンパニオンアニマルと日々の生活に欠かすことのできない産業動物は、両方とも野生動物とは異なり災害が発生してもその場から自由に移動することもままなりません。たとえ逃げ出したとしても野生で生活することは困難です。そこで上記をふまえて災害時の動物とのかかわりを、コンパニオンアニマルについては打越綾子先生に、産業動物については竹田謙一先生にお話しいただきます。さらに災害発生後は人と動物の間には様々な課題が出てきます。そのなかでも特に動物を介した感染症の問題があげられます。鳥インフルエンザを中心に広く感染症について研究を行う大槻公一先生にお話しいただきます。
 日頃、防災について「あまり考えていない」「対策をとっていない」という方は、この機会にぜひ家族の一員である動物を通じて、防災について考えるきっかけにしていただけると幸いです。


【開催概要】
■日時:平成29年11月23日(祝・木)13:00-16:30(受付12:30-)

■場所:信州大学 工学部 SASTec(信州科学技術総合振興センター)3階

■全体スケジュール:
12:30      受付開始
13:00 - 13:05  開会挨拶 信州大学 学長 濱田 州博
13:05 - 13:15  趣旨説明および「長野県の災害と飼育動物」
        信州大学地域防災減災センター研究員 横山 俊一
13:15 - 13:45  「災害時のペットの同行避難をリアルに考える」
        成城大学法学部教授 打越 綾子
13:55 - 14:25  「災害時の産業動物とアニマルウェルフェア」
         信州大学農学部准教授 竹田 謙一
14:30 - 15:30   「災害時の飼育動物と感染症」
        京都産業大学 鳥インフルエンザ研究センター長/鳥取大学特任教授 大槻 公一
15:40 - 16:25  全体討論
        司会:信州大学地域防災減災センター長 菊池 聡
16:25 - 16:30  閉会挨拶

■参加について:
参加無料・申込不要 ですが講演資料を確実に必要とされる場合は下記より事前登録をおすすめします。
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■詳細:
チラシ