腫瘍班のご紹介

腫瘍班

【常勤】

岡本 正則
附属病院整形外科 助教
鬼頭 宗久
附属病院整形外科 助教(特定雇用)
田中 厚誌
附属病院整形外科 助教(診療)
小松 幸子
医員
青木 薫
医学部保健学科理学療法学専攻 准教授

【非常勤】

吉村 康夫
(信州上田医療センター、特任教授)
鈴木周一郎
(まつもと医療センター)
髙沢 彰
(信州上田医療センター、大学院生)

研究紹介

腫瘍班について

整形外科で取り扱う腫瘍は四肢、体幹の骨や筋肉、皮下組織、末梢神経、血管などに生じる腫瘍です。骨に発生した腫瘍は骨腫瘍、筋、皮下組織、末梢神経、血管に発生した腫瘍は軟部腫瘍といいます。骨腫瘍、軟部腫瘍にはある場所にとどまって大きくなるだけの良性腫瘍と、肺などに遠隔転移が生じる悪性腫瘍(肉腫)があります。また若年者の骨にしばしば見られる孤立性骨嚢腫、線維性骨異形成などの腫瘍類似疾患も腫瘍班で診療しています。内臓の癌が骨や筋肉に転移した転移性の骨軟部腫瘍の診療も行っています。骨軟部腫瘍は良性腫瘍の場合、経過観察や保存療法が可能なものもありますが、悪性腫瘍(肉腫)では基本的には手術治療が必要になります。さらに抗がん剤による化学療法や放射線療法を併用して治療を行うことがあります。

信州大学整形外科骨軟部腫瘍班は現在5人のスタッフで診療しており、初診時に可能なものは針生検(針で患部の一部を切り取って、顕微鏡などで調べる検査)を行い、早期に的確な診断を行って治療に結びつけるよう心がけています。2019年には良性腫瘍90例、悪性腫瘍40例、その他50例に対して手術治療を行いました。悪性腫瘍に対する抗がん剤治療は入院・外来を含めて延べ150コース行いました。特に悪性腫瘍に対してはさまざまな治療法や手術手技・再建法を取り入れて可能な限り患肢温存に努めております。

病状については時間をかけてわかりやすく説明するよう心がけており、その上で患者さんとよく相談して治療方針を決めることとし、安心して診療を受けていただけるよう努力しております。