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計算材料科学研究室
計算材料科学研究室

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配属希望の方へ

私たちの研究室では,材料で生じる多様なマルチスケール・マルチフィジックスな現象を解明し,新しい機能やより高い性能を持つ材料を設計することを目指しています. 例えば,構造用材料において変形や強度は重要な力学的機能ですが,そのメカニズムには転位などの原子スケールの格子欠陥の理解が必要になります.また,複合材料や電子デバイスなどでは異なる材料間の界面が必ず含まれ,界面での化学結合や原子配列を明らかにすることが重要です.私たちは電子・原子レベルの計算科学手法を用いて材料物性の微視的なメカニズムの研究を行っています.研究テーマによっては,機械学習・データサイエンス的手法,ナノインデンテーションやマイクロ力学試験などの実験も行っています.

研究内容やキーワードに興味を持った方はぜひ一緒に研究をしましょう。興味があるが計算やプログラミングに苦手意識を持っているという方も心配しないで大丈夫です.研究室の仲間や教員がサポートしますので少しずつ積み上げていくことができます.また,研究室に配属されるまでに基礎的な学問を十分に習得していなくても,必要に応じて勉強してもらえれば大丈夫です(もちろん事前に習得していることが望ましいですが,研究で必要になってから勉強するケースは多いです).

卒業生の進路は多岐にわたります.材料関係,自動車関係,電機メーカー,重機メーカー,設計などです.研究で得た専門知識やスキルだけでなく,その過程で培った論理的思考力や課題解決力が卒業後の幅広い活躍に貢献すると思います.

研究テーマや研究室での活動などについて聞きたい場合は,遠慮なく問い合わせてください.