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カリキュラム・ポリシー

◯2020(令和2年)年4月以前入学の方はこちら

◯2021(令和3年)・2022(令和4)年4月入学の方はこちら

◯2023(令和5)年4月以降入学の方は下記のカリキュラム・ポリシーが適用されます

信州大学農学部では学部の学位授与の方針(ディプロマポリシー)に掲げる知識・能力を修得させるため,農学生命科学科各コースの共通教育科目および専門科目を修学の進行度に合わせて体系的に編成し,講義,演習,実験・実習などを適切に組合せた授業を開講します。各授業の学修成果は,各授業で学位授与の方針に基づき設定した達成目標への到達度で評価します。

【評価方法】
     
  1. 講義科目においては,理解度を見る筆記試験やレポート,参加度により,授業達成目標への到達度を判定します。
  2.  
  3. 演習,実験,実習,実技科目においては,試験やレポートに加え,参加度や発表内容,実技等を通して,授業達成目標への到達度を判定します。
  4.  
  5. 授業達成目標への到達度は,可能な限り複数の評価手段によって判定します。

生命機能科学コースの教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

  1. (導入段階)幅広い視野を涵養するため,生物学,一般化学,外国語科目,生命機能科学概論等の基礎科目に加えて各種教養科目を履修し,必要な基礎学力を養う。
  2. (基礎段階)有機化学,生化学,分子生物学,食品化学,微生物学,きのこ科学などの分野についてバランスよく学ぶと共に,基礎的な実験実習を履修し,化学系と生物系の両方をより深く学ぶための専門的な知識を修得する。
  3. (応用段階)化学系と生物系の専門的な科目を学ぶとともに,専門的な実験・実習を履修し,研究遂行力を修得する。また,関連する学際融合科目を通じて,学際的視野を涵養するとともに,科学英語を履修し,専門書や学術論文の読解力を修得する。
  4. (探究段階)専攻研究を通じて研究課題の探索力や課題解決の論理力を修得するとともに,社会の多様化,複雑化,高度化やグローバル化に対応できる高度専門職業人に必要な探究課題の展開力を修得する。

動物資源生命科学コースの教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

  1. (導入段階)幅広い視野を涵養するため,生物学,一般化学,外国語科目,動物資源生命科学概論等の基礎科目に加えて各種教養科目を履修し,必要な基礎学力を養う。
  2. (基礎段階)遺伝学,生物統計学などのコース共通科目及び動物生殖学や動物管理学などのコース専門科目の履修を通じて動物生命科学の基礎的及び専門的知識を修得する。また,実験実習を通じて,動物の生命現象解明と生産に必要な技術を修得する。
  3. (応用段階)家畜衛生学や食品製造学などのコース専門科目及び学際融合科目の履修により幅広く,高度な専門的知識を修得する。また,アニマルウェルフェア科学の履修によって,動物資源生命科学における倫理性を養う。さらに,科学英語やプレゼンテーション入門,国内外における動物生産現場での実践的実習を通じて,情報発信力や課題発見能力を養う。
  4. (探究段階)専攻研究を通じて研究課題の探索力や課題解決の論理力を修得するとともに,社会の多様化,複雑化,高度化やグローバル化に対応できる高度専門職業人に必要な探究課題の展開力を修得する。

植物資源科学コースの教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

  1. (導入段階)幅広い視野を涵養するため,生物学や化学などの理科系の基礎科目植物資源科学概論や外国語科目などの各種教養科目を履修し,必要な基礎学力を養う。
  2. (基礎段階)植物生産の場となる土壌や植物生産の生物学的基盤である遺伝学や生理学など,および関連する実験・実習を通じて,植物生産科学の基礎的専門知識の上に,植物の生命現象解明と生産向上に必要な技術体系の修得を進める。また,関連するコース共通科目を履修し,学際的視野を広げる。
  3. (応用段階)植物資源生産に係わる,植物資源生産系および生産環境管理系の科目を履修して,実践的な専門性を高めるとともに,植物生命科学系科目の履修により植物科学に関する高度な専門知識を修得する。また,科学英語やプレゼンテーション科目で国内外に於ける植物資源生産に係わる研究情報を取り扱うことにより,情報発信力や課題発見能力を養う。
  4. (探究段階)専攻研究を通じて研究課題の探索力や課題解決の論理力を修得するとともに,社会の多様化,複雑化,高度化やグローバル化に対応できる高度専門職業人に必要な探究課題の展開力を修得する。

森林・環境共生学コースの教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

  1. (導入段階)幅広い視野を涵養するため,学術リテラシー,英語等の基盤系および専門基礎系科目,森林・環境共生学概論等のコース共通基礎科目に加えて各種教養系科目を履修し,必要な基礎学力を養う。また,フィールドにおける基礎を学ぶための森林・環境共生学基礎演習を履修する。
  2. (基礎段階)コース専門科目として土質および水理学,測量学,森林生態学,農山村計画学,造園学等の講義科目を履修し,森林科学,防災工学および農山村・緑地計画等の専門基礎知識を修得するとともに,演習・実習科目の履修により理論と実践の結合を行う。また,関連するコース共通科目を履修することで,広く農学に関する知識を身につける。
  3. (応用段階)森林科学,防災工学および農山村・緑地計画等のより高度な専門科目を履修し,各専門分野における応用力,研究遂行能力を身につける。また,専攻演習,プレゼンテーション演習,科学英語の履修により,専門書や科学英語の読解力を身につける。学際融合科目を履修し,森林・環境共生学の知識と結合することにより,多様な産業によって成立する地域社会に貢献できる考えを涵養する。
  4. (探究段階)専攻研究を通じて研究課題の探索力や課題解決の論理力を修得するとともに,社会の多様化,複雑化,高度化やグローバル化に対応できる高度専門職業人に必要な探究課題の展開力を修得する。