2020. 12.14【寄附のお願い】小児・若年がん患者にとどけ!CAR-T細胞研究開発へのご寄附をお願いします

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学術研究・産学官連携推進機構では、信州大学の先進的な研究活動を推進するために、ミュージックセキュリティーズ社と連携して同社のSecurite ACADEMIAを活用した寄附募集を開始しました。
第一弾は、医学部小児医学教室の中沢洋三教授の研究グループが進める、CAR-T(カーティ)細胞療法に関する研究です。

寄附募集サイト(詳しくはここをクリック)

CAR-T細胞療法とは、身体に備わっている免疫力(防御機能)を利用してがんを攻撃する"がん免疫療法"の1つであり、有望な次世代がん治療法の1つとして注目されています。
中沢教授は、CAR-T細胞開発を牽引する日本のトップランナーの1人であり、特に、小児がん・AYA世代がんの希少がんと呼ばれる疾患をターゲットとしています。また、中沢教授らの開発したCAR-T細胞は、従来のものと違ってウィルスベクターを用いない手法で製造されるため、安全性が高く、製造コストも低減できるという点が特徴です。

すでに、研究開発が先行している骨髄性白血病、骨肉腫をターゲットとするCAR-T細胞療法については、国や企業等からの支援を受けて本年度中に実用化に向けた医師主導治験を開始予定です。

CAR-T細胞療法は、がんの種類ごとにCAR-T細胞を設計、研究開発する必要があり、そのためには多くの研究費が必要です。
信州大学発のCAR-T細胞の研究開発と実用化を推進・加速させ、1人でも多くの小児やAYA世代の希少がん・難治性がんの患者さんに、1日でも早く有効なCAR-T細胞(治療薬)を届けられるよう、寄附をお願いいたします。

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信大発CAR-T細胞療法が難治性がんと闘う子どもたちを救う!

信州大学 医学部 小児医学教室