2022. 01.11【寄附のお願い】小児・若年がん患者にとどけ!CAR-T細胞研究開発へのご寄附をお願いします ~フェーズ2~

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学術研究・産学官連携推進機構では、信州大学の先進的な研究活動を推進するために、ミュージックセキュリティーズ社と連携して同社のSecurite ACADEMIAを活用した寄附募集を行っています。

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中沢洋三教授らの研究グループが推進するCAR-T細胞研究開発については、フェーズ1(2020年12月~2021年12月)において、目標金額を大きく上回るご寄附をいただき、現在実施中の骨髄性白血病に対するGMR CAR-T細胞の臨床試験に係るスタッフの人件費や固形がんを標的とする新しいCAR-T細胞の研究費として使用さてさせていただきました。
今回スタートするフェーズ2(2022年1月~2022年12月)では、フェーズ1で創出した3種類のCAR-T細胞の研究開発を加速させ、"小児・AYA世代がん"、"婦人科がん"、"肺がん"などを対象とする臨床試験に橋渡しさせたいと考えています。

CAR-T細胞療法とは、身体に備わっている免疫力(防御機能)を利用してがんを攻撃する"がん免疫療法"の1つであり、有望な次世代がん治療法の1つとして注目されています。
中沢教授は、CAR-T細胞開発を牽引する日本のトップランナーの1人であり、特に、小児がん・AYA世代がんの希少がんと呼ばれる疾患をターゲットとしています。また、中沢教授らの開発したCAR-T細胞は、従来のものと違ってウィルスベクターを用いない手法で製造されるため、安全性が高く、製造コストも低減できるという点が特徴です。

CAR-T細胞療法は、がんの種類ごとにCAR-T細胞を設計、研究開発する必要があり、そのためには多くの研究費が必要です。
信州大学発のCAR-T細胞の研究開発と実用化を推進・加速させ、1人でも多くの小児やAYA世代の希少がん・難治性がんの患者さんに、1日でも早く有効なCAR-T細胞(治療薬)を届けられるよう、寄附をお願いいたします。

研究開発が先行している骨髄性白血病、骨肉腫をターゲットとするGMR-CAR-T細胞については、国や企業等からの支援を受けて2021年3月に医師主導治験を開始いたしました。

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信大発CAR-T細胞療法が難治性がんと闘う子どもたちを救う!

信州大学 医学部 小児医学教室