森林資源研究部門の松島憲一教授が2024年1月15日から1月25日までベトナム東北部 カオバン省およびトゥエンクアン省 の山岳・山間地域(調査地点の最高標高は10834m)において植物遺伝資源の探索収集・調査をベトナム植物資源センター(PRC)および高知県農業技術センターと共同で実施しました。
今回の探索により、トウガラシ属植物39系統、ナス属植物12系統など90系統の植物遺伝資源を収集しました。来年度以降、これらの植物遺伝資源は日本とベトナムにおいて、栽培試験により形質評価、種子増殖された後、両国のジーンバンクに種子が遺伝資源として保存されます。これら遺伝資源種子は品種改良や様々な研究に活かされることになります。
なお、この植物遺伝資源探索は、農林水産省委託プロジェクト研究「植物遺伝資源の収集・保存・提供の促進」(PGRAsia)により実施されました。
なお、この植物遺伝資源探索は、農林水産省委託プロジェクト研究「植物遺伝資源の収集・保存・提供の促進」(PGRAsia)により実施されました。