山岳科学研究所では、去る平成29年3月14日信州大学松本キャンパスにおいて、平成28年度の研究成果を発表する年次報告会を開催しました。
 はじめに本研究所所長の泉山茂之教授による所長挨拶の後、本年度の重点研究プロジェクトの研究成果を発表しました。

 ◆プロジェクトA
   中部山岳域における地震防災力の強化

 ◆プロジェクトB
   環境変動予測グループの研究(2016年)

 ◆プロジェクトC
   温暖化モニタリングのためのコマクサ等高山植物の
   生態・動態調査研究

 ◆プロジェクトD
   諏訪湖水質に及ぼす集水域の変化と将来予測

 ◆プロジェクトE
   山岳域における持続的資源利用のしくみの開発

 この重点研究プロジェクトは、年度当初に5つのテーマを設定、本研究所内の部門の枠を越えて、複数部門の研究者が様々な視点から、それぞれのプロジェクトに取り組みました。今後も多様な課題に本研究所内連携を図り取り組んでまいります。

 続いて、各研究者の発表はポスターセッションにて紹介、今年度は56件にのぼり、研究者及び学生等互いの研究について情報交換する姿が多数見られ、賑わいをみせました。