講演をするDr. Michael Joyner

去る平成28年11月9日―11日、松本市のHotel Buena Vista で標記国際学会(主催:信州大学、共催:バイオメディカル研究所、NPO法人・熟年体育大学リサーチセンター)が開催されました。全体テーマは「超高齢社会におけるスポーツ医科学の役割」で、2つのキーノートレクチャーに加え「運動と生活習慣病予防」、「運動と認知症予防」、「運動と栄養摂取」、「運動と循環調節」、「運動と体温・体液調節」、「運動と遺伝子」の6つのトピックスについて、海外(米国、デンマーク、スペイン、韓国)から10名の招待講演、国内から9名の招待講演、若い研究者30名のポスター発表が行われました。参加者総数は116名で、終始和やかな雰囲気のもと活発な討議が行われ、参加者から「スポーツ医科学に関する最先端の情報が短期間で得られ大変充実した学会だった」と高い評価をいただいています。レセプション、懇親会では、学外から鈴木政登体力医学会理事長、彼末一之早稲田大学教授、学内から濱田州博学長、田中榮司医学部長、本郷一博病院長のご祝辞をいただき、会を大変盛り上げていただきました。また、信州大学の学生による室内楽の演奏、フラメンコダンスが披露され、参加者に大変好評でした。今後、健康長寿県を標榜する長野県で、スポーツ医科学が益々発展することが実感できる学会になりました。準備に携わっていただいた方々にこの場を借りて御礼申し上げます。

記念撮影

学生による懇親会でのフラメンコの披露

討議の様子

ポスター発表の様子