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Choi Han Jaeさん(M2)が日本繊維機械学会第79回年次大会にて学生奨励賞を受賞

2026年5月28日(木)~29日(金)に開催された日本繊維機械学会(TMSJ)年次大会において、大学院総合理工学研究科 繊維学専攻 機械・ロボット学分野 修士課程2年のChoi Han Jaeさんが「学生奨励賞」を受賞しました。

受賞研究題目

Controlled Drug Release from Protein Gel Based on the Valency of Salts for Drug Delivery System

研究概要

ドラッグデリバリーシステム(DDS)においては、薬物を必要な場所へ適切な速度で送達することが重要です。本研究では、生体適合性に優れたタンパク質ベースのハイドロゲルを用い、塩の種類およびイオン価数が薬物放出挙動に及ぼす影響を検討しました。特に、一価および二価陽イオンによるハイドロゲル内部構造の変化と薬物放出特性との関係を比較・解析しました。

その結果、イオン環境の違いによってハイドロゲルの構造安定性および薬物放出挙動が大きく変化することを明らかにしました。本成果は、イオン環境を利用した新たな薬物放出制御型DDSの設計指針を示すものであり、今後、さまざまな治療薬の徐放性送達システムへの応用が期待されます。

受賞者コメント(Choi Han Jaeさん)

このたび、日本繊維機械学会(TMSJ)年次大会において学生奨励賞を受賞することができ、大変光栄に思います。本研究を進めるにあたり、終始温かいご指導と貴重なご助言を賜りましたLee Ji Ha先生、Kim Ick Soo先生に心より感謝申し上げます。また、研究活動を支えてくださった研究室の皆様にも深く感謝いたします。

本研究では、塩の種類およびイオン価数がタンパク質ベースハイドロゲルの薬物放出特性に大きく影響することを明らかにし、薬物放出を制御可能なDDS設計の可能性を示すことができました。今後は、本研究で得られた知見をさらに発展させ、ハイドロゲルを利用した薬物送達技術の発展に貢献できるよう、一層研究に励んでまいります。