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後藤優歩さん(M2)がLIFE2025にて若手プレゼンテーション賞を受賞

2025年8月27日(水)〜29日(金)神奈川工科大学で開催されたLIFE2025にて、大学院総合理工学研究科繊維学専攻 機械・ロボット分野 修士課程2年の後藤優歩さん(秋山靖博研究室)が、若手プレゼンテーション賞を受賞しました。

研究題目:転倒予防に向けたフレイル高齢者の歩容解析―最小足底高さと歩行パラメータの関連性―

研究概要:本研究では,フレイル高齢者の歩行特性を明らかにし,転倒リスクの低減につなげることを目的として,歩行中の最小足底高さ(Minimum Foot Clearance: MFC)と下肢関節角度との関係を解析した.モーションキャプチャを用いて高齢者の歩行動作を三次元的に計測し,歩行周期ごとの特徴量を統計的に評価することで,MFCに寄与する運動学的要因を抽出し,フレイル高齢者の下肢関節運動の特徴を明らかにした.本研究成果は,高齢者の転倒予防やリハビリテーション支援技術の発展に寄与することが期待される.

後藤さんのコメント:この度は若手プレゼンテーション賞を受賞し,大変光栄に思います.日頃よりご指導いただいている秋山先生をはじめ,歩行計測にご協力くださった国立長寿医療研究センターの松井先生,武田様,平野先生に感謝申し上げます.また,東京都立大学の岡本先生には貴重なご助言を賜りました.さらに,実験にご参加くださった被験者の皆様にも深く御礼申し上げます.本研究では,フレイル高齢者の歩行データ解析を通じて,安全な歩行動作の理解を目指しています.今後も高齢者の転倒予防と健康寿命延伸課題に貢献できるよう努めてまいります.

※本研究に関するお問い合わせは 機械・ロボット学科秋山靖博准教授(akiyama_yasuhiro(アットマーク)shinshu-u.ac.jp)までお願い致します。