
歴史と未来が交差するまちで、
学びと暮らしを紡ぐ。
上田で暮らす、学ぶ、楽しむ
わたしたちのキャンパスライフ
信州大学繊維学部での学生生活は、最先端の研究に触れながら、仲間と共に成長できる貴重な時間。自然に囲まれた上田キャンパスでの暮らしは、学びだけでなく、人とのつながりや新しい挑戦にも満ちています。充実したキャンパスライフの一部をご紹介します。
LIFE

繊維学部のキャンパスを歩く
Around Campus
繊維学部のキャンパスには、学びや交流の場として多彩な施設が揃っています。
繊維学部ならではの雰囲気と魅力を感じてください。
講堂
上田キャンパスの中心に位置する講堂(本館)は、信州大学繊維学部の長い歴史と伝統を象徴する重要な建物です。
大正時代に建築されたクラシカルな佇まいは、訪れる人々に深い印象を与え、現在も入学式や講演会、学会など多くの行事の舞台となっています。キャンパスを代表する存在として、学生や地域の方々に親しまれています。

真綿・蚕糸館
令和3年6月に日本真綿協会から信州大学繊維学部に寄贈された建物です。真綿・真綿製品,紬及び蚕糸に関する分野における科学技術、文化の維持・保全、ならびに次世代の人材育成や文化振興に寄与することを目的として寄贈されました。
真綿のヴィジュアル・アートを始めウェア、小物、花クラフトや写真等が展示されています。本学では、真綿づくり体験などを通して積極的にSTEAM教育にも活用されています。

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キャンパスの中央を走る並木道は、学生の通学ルート。春は桜、秋は紅葉が楽しめて、ちょっとしたリフレッシュにもぴったりの場所です。
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学食(生協食堂)
麺類や丼もの、ボリューム満点のおかずなど、充実したメニューが揃っています。お昼休みは友達との情報交換の場にも。夏のおすすめは「冷やし担々麺」です。 -
図書館
繊維や材料科学の専門書も充実。テスト期間は朝から多くの学生が勉強に集中しています。静かな学習スペースと雑誌コーナーで、気分転換も◎ -
リフレッシュルーム(ラウンジ)
学生同士の打ち合わせや、1人でのんびり過ごす時間にも使えるラウンジ。キャンパス内にいくつかあり、どこも居心地のいい空間です。 -
寮(繊維学部学生宿舎)
遠方から来る学生の多くが入寮する宿舎。共同キッチンや談話室での交流もあり、初めての一人暮らしでも安心です。
歴史ある街。上田での暮らし
Life in Ueda
繊維学部が位置する上田市は、歴史と自然が調和した魅力あふれる街です。
豊かな文化や風景に囲まれた、上田市ならではの暮らしや魅力スポットをご紹介します。
繊維のまち上田で広がる
学びのフィールド
信州大学に入学すると、1年生は全学部生が松本キャンパス、2年生から学部別に4つのキャンパスに分かれて通うことになります。繊維学部のキャンパスは、かつて繊維産業の一大拠点であった上田市にあります。
上田は四季を通じて非常に穏やかな気候に恵まれ、緑溢れる森林・里山と清らかな水の流れる川に育まれた自然豊かな地域です。避暑地として人気の高い軽井沢へは車で約1時間ほど。また、上田市は戦国の世に名を馳せた真田一族の発祥地であるということから、近年の歴史ブームで観光客も多く訪れています。

歴史ある街。
上田での暮らし
信州の東に位置する上田市は、戦国武将・真田氏ゆかりの城下町。上田城跡公園の桜や紅葉、別所温泉の静けさ、歴史を感じる街並みが魅力の「柳町」など、日々の暮らしの中で歴史や自然に触れられるのが魅力です。
一方で、駅前にはショッピングモールやカフェもあり、生活の利便性もしっかり。
レトロとモダンが共存するこのまちで、学びも、出会いも、自分らしい時間も少しずつ重ねていきます。静かながらも、どこかあたたかく、趣のある街・上田。この場所で過ごす毎日が、学生たちのかけがえのない季節になっています。

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買い物
食材や日用品の買い出しに便利なお店が駅前に揃っていて、初めての一人暮らしでも安心。大学周辺にはコンビニやドラッグストアもあり、授業や課題の合間にサッと立ち寄れるのが嬉しいポイントです。 -
公共交通・アクセス
上田駅からキャンパスまでは自転車で約15分。坂も少なく、通学にぴったりです。レトロな「別所線」も人気で、のんびり揺られながら四季の景色を楽しめるのが魅力です。 -
観光
上田には、ふらっと訪れたくなる癒しスポットがたくさん。上田城跡公園では、桜や紅葉を楽しみながらのんびりお散歩。週末には別所温泉で、外湯めぐりやレトロな街並みに癒されるのもおすすめです。
わたしのキャンパスライフ
My Campus Life
繊維学部で学ぶ学生たちは、授業や研究に加え、サークル活動やアルバイトなど、充実した毎日を送っています。インタビューと1週間のスケジュールを通して、学生それぞれのキャンパスライフの様子をご紹介します。

総合理工学研究科繊維学専攻機械
ロボット学分野
M.Fさん
出身地:神奈川県
- Q1. 上田での生活はどうですか? 一人暮らしをしてみて感じたことは?
- 家事を全て自分でしなければならないため大変なときもありますが、自由に過ごせる時間が多い分楽しいと感じています。
- Q2. 繊維学部を選んだ理由は?
- 機械は人とかけ離れた存在だというイメージを持っていましたが、人に近い機械を研究している部分に興味を持ったからです。
- Q3. 休みの日はどのように過ごしていますか?
- 昼間は友達とランチやカフェに行ったり、大学の課題に取り組んだりしています。夜はアルバイトをしており、アルバイトがない日は県外へ旅行に出かけることもあります。
- Q4. 趣味やハマっていることはありますか?
- 最近オーブン機能付きの電子レンジを手に入れたことをきっかけに、お菓子作りにハマっています。作ったお菓子を食べるのを楽しみに、いろいろなレシピに挑戦しています。
- Q5. 繊維学部の好きなところやおすすめポイント(授業・先生)は?
- 好きな授業は河村先生の「プログラミング演習」です。授業を受ける前はプログラミングの知識が全くありませんでしたが、授業を重ねるごとにできることが増えていき、とても楽しく感じました。
- Q6. 将来の夢は? またはそれに向けて頑張っているとことは?
- 将来は人の役に立つ機械を開発したいと考えています。その目標に向けて、現在は設計やプログラミングなど、さまざまな分野の知識を学んでいます。

先進繊維・感性工学科
感性工学コース
飯田 典馬さん
出身地:長野県
- Q1. 上田での生活はどうですか? 一人暮らしをしてみて感じたことは?
- 大学のすぐ近くにスーパーが充実しているので、授業終わりに買い物ができることがとても便利です。また、上田には美味しい居酒屋やごはん屋さんが多く、いろいろ場所を巡るが楽しいです。
- Q2. 繊維学部を選んだ理由は?
- 触り心地やわくわく感などのヒトの主観に着目してそれを定量化し、モノづくりなど様々な分野への活用を目指す先進繊維・感性工学科での研究に魅力を感じたためです。
- Q3. 休みの日はどのように過ごしていますか?
- アルバイトをしながらその他の時間でアリオなどへ遊びに行ったり、カラオケで歌ったりなど楽しく過ごしています。また、夜には行ったことのない居酒屋へ行き、新しいお店を開拓しています。
- Q4. 趣味やハマっていることはありますか?
- ギターが大好きで、家や公園で練習したり、レトロ音楽俱楽部という20世紀の曲を演奏するサークルの部長としてコンサートに出演したりしています。また、今年は繊維学部の農場で買った苗で家庭菜園を始めました。
- Q5. 繊維学部の好きなところやおすすめポイント(授業・先生)は?
- ヒトやモノを評価するための様々な方法を学ぶだけでなく、経営やマーケティングの知識など将来の可能性を広げる講義も多くあることが気に入っています。また、10月ごろに開催される東雲祭は様々なイベントがあり非常に楽しいです。
- Q6. 将来の夢は? またはそれに向けて頑張っているとことは?
- 将来は製品開発の仕事に就きたいと考えています。そのために、現在は上條研究室で映像や音などの刺激を与えることで「わくわく感」を感じられるのかを評価する研究をしており、ヒトがより良く感じられるのはどのようなモノなのかを考えています。