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ドイツ・ロッテンブルク林業大学とのオンライン国際共修(COIL)プログラムを実施しました

発表の様子
発表の様子
記念撮影
記念撮影

2023年10月から2024年1月にかけて、信州大学農学部との協定校であるドイツ・ロッテンブルク林業大学との国際共修(COIL)プログラムを実施しました。このプログラムは岩手大学、鹿児島大学との共同開催です。

本プログラムでは「生態系サービスへの支払い:PES」をテーマに各校から2回ずつのプレゼンテーションが行われました。信州大学のテーマは「松枯れで生じた生態系サービスへの支払い(長野県松川村)」と「流域が結ぶ村と市(長野県根羽村と愛知県安城市)」です。それぞれ事前調査やインタビューを2カ月前から開始し、スライド作成にも時間を費やし、当日も専門的な質疑応答を交わすことができました。

生態系がもたらす恵みに対して経済原理を導入するという世界的な流れは始まったばかりであり、未だ試行錯誤しながら進められています。その中で発生している課題を国際的に共有できたという点において価値の高いプログラムとなりました。

高度に専門的な内容であり、プレゼンテーション作成、英語でのプレゼンテーション、質疑応答という一連の流れに困難や反省を抱えた機会となりました。同時に、今後の国際交流に対して良い経験となったというコメントが多く寄せられました。

ロッテンブルク林業大学との本プログラムは3年目を迎えました。同大学とのサマースクール(海外農学実習)も本年度から再開され、今後さらなる交流が期待されます。

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