平成30年度「高冷地応用フィールド演習」第1回目を実施しました
1.演習名
「高冷地応用フィールド演習」
2.実習目的
野辺山農場は、中部高冷地域における農業教育共同利用拠点として、
高冷地野菜と畜産を組み合わせたフィールド教育の場として恵まれた
資質を備えている。
野辺山ステーションの生産圃場においてキャベツを教材として、圃場の
準備、播種、定植から収穫、出荷までの一連の作業を通じて生産技術の
習得を目的に、複数回の宿泊実習形式で行う。
また、講義や近隣施設の見学を適時行いながら、連作障害への対応、
6次産業化をめざした安定生産技術を習得し、高原野菜の生産や流通シ
ステムについて理解を深める。
3.実施日程
1回目:平成30年5月12日(土)、日帰り
4.実施場所
農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター(AFC)
野辺山ステーション
5.担当教員
岡部繭子助教、関沼幹夫助手、春日重光教授、濱野光市教授
6.参加人数
33名(お茶の水女子大院2名、信州大学農学部31名)
7.スケジュール
8.概要および成果
上述のスケジュールに基づき、「高冷地応用フィールド演習」の第1回目の演習を実施した。
演習は、キャベツの播種作業およびマルチ敷設作業の見学を実施した。キャベツの播種作業では、育苗用培土の
準備および充填、播種を行った。播種はコート種子と無処理種子の両方で行い、種子形状を観察するとともに、
コーティング種子による作業性の向上について体験した。マルチ敷設作業の見学では、マルチャーの構造について
説明し、実際にマルチャーが動いているところを見学して、マルチが圃場にどのように敷設されていくのかを理解
した。