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平成29年度「高冷地応用フィールド演習」第3回目を実施しました。

お知らせ農場系の実習

    キャベツの出荷作業
    キャベツの出荷作業

<演習名>

「高冷地応用フィールド演習」

<実習目的>

野辺山農場は、中部高冷地域における農業教育共同利用拠点として、高冷地野菜と畜産を組み合わせたフィールド教育の場として恵まれた資質を備えている。

野辺山ステーションの生産圃場においてキャベツを教材として、圃場の準備、播種、定植から収穫、出荷までの一連の作業を通じて生産技術の習得を目的に、複数回の宿泊実習形式で行う。また、講義等を適時行いながら、連作障害への対応、6次産業化をめざした安定生産技術を習得し、高原野菜の生産や流通システムについて理解を深める。

<実施日程>

3回目:平成29年8月28日(月)~30日(水) 2泊3日

<実施場所>

農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター(AFC)野辺山ステーション

<担当教員>

岡部繭子助教、関沼幹夫助手、春日重光教授、濱野光市教授

<参加人数>

21名(信州大学農学部21名)

<スケジュール>

応用スケジュール③.jpg

<概要および成果>

上述のスケジュールに基づき、「高冷地応用フィールド演習」の第3回目の演習を実施した。

演習では、キャベツをはじめとする高冷地作物の収穫・出荷を行い、高冷地作物の栽培・出荷についての理解を深めた。

キャベツの収穫・出荷では、まとまった数量のキャベツの出荷作業を体験し、実際の生産現場での作業の大変さと作業性が重要であることを体感するとともに、商品となる生産物は出荷時の形態に厳格な基準があること等も理解した。また、キャベツ以外の高冷地作物として、スイートコーンの収穫・出荷も実施し、他の作物も同様に厳しい出荷基準があることを学んだ。

3回の演習を通し、高冷地野菜および高冷地で作付けされる作物の生産やその流通システムを理解するとともに、「食」や「環境」への関心を高めた。

<アンケート>

H29「高冷地応用フィールド演習」受講者アンケート(PDF:202KB)

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