イベント情報

《開催報告》InterAqua2023に出展しました

"持続可能な企業活動を支える水ビジネスの展示会"をコンセプトに、産業向けの水処理ソリューションの展示会「InterAqua2023」が2023年2月1日から3日までの3日間、東京ビッグサイトで開催され、アクア・イノベーション拠点もブース出展しました。

14回目となる今回は、企業や大学、研究機関など48社が出展し、同時開催の展示会を含めて3日間で31,137名の来場者がありました。

信大アクア・イノベーション拠点のブースでは、以下の内容のポスター、開発品の展示、透水実験のデモンストレーションを行いました。
 ・サウジアラビア王国の実海水にてCNT/PA複合RO膜を実証検証
 ・超低圧高透水性CNF/PA逆浸透(RO)膜によるPOU浄水システムを中国・東南アジアで検証
 ・ナノカーボンやセルロースナノファイバーを用いた高機能逆浸透(RO)膜技術
 ・タンザニア国での安全安心なコミュニティー規模給水装置
 ・何度も再生利用できる水処理用フッ化物イオン吸着材
 ・SDGsに貢献する無機結晶材料「信大クリスタル」
 ・アクア・ネクサスカーボン-プラットフォーム(AxC-PF)

信大ブースには3日間で800名以上の来場者があり、200名程と名刺交換、Web 展示出展者詳細ページの閲覧数約1200 件、Web 資料(ポスターPDF)ダウンロード数120件等、信大COI、COI加速支援事業の研究成果や技術を生かした商品開発や、今後の共同研究の可能性について、多数の来場者との活発な交流がありました。

また、2月2日(木)に開催された基調講演では、「持続可能な水供給で拓く社会 ~革新的水処理技術の今とこれから~」をテーマに、遠藤守信・手嶋勝弥の両研究テーマリーダーが講演を行い、会場定員を上回る130名以上の参加者があり、アクア・イノベーション拠点の研究活動への関心の高さが感じられました。

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アクア・イノベーション拠点が目指す「水循環社会の実現により、世界中の人々の生活の質(QOL)向上に貢献」できるよう、これからも研究にまい進してまいります。