研究紹介(プロテオミクスグループ)

担当:羽二生久夫准教授、髙橋淳教授、加藤博之名誉教授

2次元電気泳動像

生物の遺伝子がその生理作用を発揮するには、タンパク質に翻訳されて初めて機能します。
プロテオミクスは、その機能が発揮されている組織や、細胞における全てのタンパク質の発現情報を網羅的に研究しようという手法です。
この手法を用いて我々は、整形分野における加齢性の病態変化のメカニズムや骨代謝の解明、そして医療応用が期待されるカーボンナノチューブを含むナノマテリアルの、新しい安全性評価法としての利用をするための研究を進めています。