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大学院総合理工学研究科農学専攻1年の近藤文哉さんが第27回日本育種学会中部地区談話会で優秀ポスター賞を受賞

研究

受賞した近藤さんと研究発表ポスター
受賞した近藤さんと研究発表ポスター
受賞賞状
受賞賞状

2019年11月30日に沼津工業高等専門学校(静岡県)で開催された第27回日本育種学会中部支部談話会において、植物遺伝育種学研究室の近藤文哉さん(修士1年)が優秀ポスター賞を受賞しました。

本研究は、通常辛味のない'ししとう'で発生する辛味果実について、辛味成分カプサイシノイドの含量で表される辛味強度を、カプサイシノイド合成関連遺伝子のうち下流の遺伝子の発現量や果実中の種子数との関係について調査したもので、辛味強度は種子数と一定の関係があるが、種子数と関係なく辛味のない果実もあること、今回、調査した3つのカプサイシノイド合成関連遺伝子の発現量と相関関係があることが明らかになりました。これまで明らかになっていなかった'ししとう'の辛味果実の発生機序の一端を明らかにしたものであることを評価されました。

受賞演題は以下のとおりです。

「'ししとう'(Capsicum annuum)果実における辛味強度,種子数および辛味成分合成関連遺伝子発現の関係」

〇近藤文哉1 ・根本和洋2 ・松島憲一2

(1信州大学大学院総合理工学研究科,2信州大学学術研究院農学系)

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