平成27年度「高冷地応用フィールド演習」第3回目を実施しました。

お知らせ農場系の実習

キャベツの出荷作業
キャベツの出荷作業

<実習目的>

野辺山農場は、中部高冷地域における農業教育共同利用拠点として、高冷地野菜と畜産を組み合わせたフィールド教育の場として恵まれた資質を備えている。

野辺山ステーションの生産圃場においてキャベツを教材として、圃場の準備、播種、定植から収穫、出荷までの一連の作業を通じて生産技術の習得を目的に、複数回の宿泊実習形式で行う。また、講義や近隣施設の見学を適時行いながら、連作障害への対応、6次産業化をめざした安定生産技術を習得し、高原野菜の生産や流通システムについて理解を深める。

<実施日程>

3回目:平成27年9月7日(月)~9日(水) 2泊3日

<実施場所>

農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター(AFC)野辺山ステーション

<担当教員>

岡部繭子助教、関沼幹夫助手、春日重光教授、濱野光市教授

<参加人数>

28名(東京農工大学1名、日本獣医生命科学大学3名、信州大学農学部22名、工学部2名)

<スケジュール>

応用3回目 スケジュール.png

<概要および成果>

上述のスケジュールに基づき、「高冷地応用フィールド演習」の第3回目の演習を実施した。

演習では、農家およびJA集荷場見学、キャベツ収穫・出荷を行った。また、圃場管理としてマルチ回収を予定していたが、台風による悪天候のため屋内で作業できるソバの調整に実習内容を変更し、キャベツ以外の高冷地作物の栽培・出荷についての理解を深めた。

JA集荷場では、実習で出荷するキャベツが通常の流通にのることへの責任と心構えを学んだ。また、鮮度保持のための真空予冷施設の見学も行い、高原野菜の流通に関する理解を深めた。キャベツの収穫・出荷では、悪天候でも出荷作業は実施されることを体験するとともに、商品となる生産物は大きさによる規格の他、出荷時の形態に厳格な出荷基準があり、収穫時の取り扱い次第で等級が左右されること等も理解した。講義では、キャベツの品種について解説し、10品種程度の食味試験を実施し、形のほか味や食感の違い等を確認した。

3回の演習を通し、高冷地野菜および高冷地で作付けされる作物の生産やその流通システムを理解するとともに、「食」や「環境」への関心を高めた。

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